孫の湯（国分寺市東恋ヶ窪２−２４−１）

　「白線流しＳＰ」よかったなあ。

　今日は国分寺市東恋ヶ窪2-24-1の孫の湯へ行ってきました。実は南側の
桃の湯（東元町）を狙っていたのですが、何とお休み、銭湯マップの休日
ルールを読んだら確かに今日は休みだ、俺ってバカ（泣）。ということで、
駅の全く反対側、軽く３０分は歩いて（つか、バスで行くべき距離だよ:-)）
完全に田園地帯に出てしまった、下手に特急列車に乗るより遠くに来た気
分（どうやら小平市と境目の様子）。なので、煙突も遠くから見えた（道
路沿いではさすがにすぐには見えませんでしたが）。
　おぉ、なんて素晴らしい面構え、唐破風なのだが、その大きさに圧倒さ
れます。「孫の湯」のオリジナル暖簾も、房がデカイ。玄関前は駐車スペー
ス、車が数台止まってます、遠方からもお客が来る人気銭湯なのですね。
　番台にはなんとお嬢さんが２人座ってます（ご主人の“孫”と言うオチ？
笑）、と言うわけで、脱衣室のテレビはアニメ番組（笑）、んなことより、
番台低くて女湯が丸見え。:-) 脱衣室も広いなあ（ロッカーは壁際のみ、
脱衣籠もありますが、使ってる人は残念ながらいませんでした）真ん中に
花瓶が飾られたテーブルがあるだけ、と言うのがより広々とさせますね。
天井も高いし、こりゃキングオブ銭湯の一つですね。輪型蛍光灯も、あの
大きさのは今では殆ど売っていないのではないでしょうか。あと、浴室入
口上に沢山飾られている浮世絵（？）は、ご主人のコレクションでしょう
か。大鏡の上には背景広告社の広告がいくつか。と言うか、背景広告社の
住所が出てるのは初めて見たような気が、杉並区高円寺南2-54って、メッ
チャ近所ではないですか！
　何よりも強烈なインパクトを受けたのは、浴室の内装。なんと、壁が全
部岩！（女湯側と奥）まんま火山岩を壁にしてます。女湯との間には更に、
石製の五重塔が！迫力あり過ぎて、小さいお子さんは泣いちゃうのではな
いでしょうか？（爆）こだわりと言うよりも、やり過ぎに近い（苦笑）よ
うな気もしますが、いずれにせよ、こんな銭湯どこにもない、ワンアンド
オンリーの強烈な銭湯。
　もちろんそれ以外でも個性満点、島カラン（１列）は久々に見るお見合
い型（シャワーも鏡もなし）、しかも奥側のお誕生席にまでカランが付い
てるのは初めて見ました。桶は木桶っす、椅子は一般的なＭ字型緑椅子で
したが。隣が森なので、開いてる湯気抜き窓から蛾などの虫が入ってて、
浴室内を飛び回ってます（苦笑）、自然度メチャ高し。
　浴槽は２槽、奥側、と言うよりは女湯壁側ですね。浅湯は手前に背中バ
ブル２人分、４２度くらい。深湯は床バブル、やや熱くて、４３度くらい
かな。これだけ岩が迫ってくる岩風呂は、温泉地でもなかなかなさそう、
ちょっと迫力に負ける感じ（苦笑、慣れれば慣れるんだろうけど）。
　お風呂ドリンクはありません。上野の快哉湯みたいだな。玄関の自販機
でペットボトルを買って歩きながら飲みました。と言うことで、駅の遠さ
から言っても（笑）、これは銭湯界における“秘湯”と言ってもいいんじゃ
ないでしょうか。遠いけど、数年後にもう一度来たいな。
＃ということで、国分寺市もリーチ（３軒しかないつーの）。