川口元郷・前村湯(埼玉県川口市元郷3−10−11)


<2011/10/08(Sat)>
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川口町歩きツアーに参加してきました。

 川口町歩きツアーの最後に前村湯(川口市元郷3-10-11)に入浴。いちおう千
鳥破風の面構え。のれんは手作りっぽいな。いちおう町田忍師匠を講師に招いた
町歩きイベント、いきなり入浴と言う訳には行かない。開店5分前に到着、まだ
お客のいない女湯見学。つまり、敬心社の脱衣室広告とか10年以上前の中島さん
の古いペンキ絵(タッチが今と少し違うのが分かります)とか、その下の埼玉県
の銭湯広告業者ダイワ広告の銭湯広告とか、マジョリカではないがとても鮮やか
な模様のタイルとか、今では珍しい上に女湯でないと見られない脚付き洗髪用ケ
ロリン桶(白)とかいろいろ撮影しまくり。その後入浴。
 番台の上には女将さん、壁ロッカー島ロッカーもあったが、ここは荷物もでか
いし、ツアー客で込み合っていたし、脱衣籠を利用しよう。もちろん今日はマイ
桶を持参(笑)。男湯側は立派な庭もあります。
 浴室へ。湯道具はケロリン桶(黄色桶、更に赤ハチマキあり・なし、クリーム
色桶)に濃い緑のM字型座椅子。男湯側もおしゃべりが弾んでいたが、やはり女
湯側がかしましいo(^-^)o、誰ですか入浴中に大声で町田師匠に質問してる人は
(笑)。
 島カランは1.5列(左側島カランの左側はカランなし)、島カランにはシャ
ワーなし。カラン数は右側女湯側から5・4・4・4・5。
 ペンキ絵は先ほど述べた通り中島さんの古い作品、カビや剥がれなどの痛みは
少なく、むしろ写真がセピア色になるように、ペンキが変色してる感じ。
 浴槽は3槽、左側浅湯は42度くらいのぬる湯、中央深湯が無設備で45度くらい
の熱湯、右側は床バブルで43度くらいのやや熱湯。ペンキ絵下に埼玉県銭湯広告
のダイワ広告の広告、当然のように電話番号は東京市外局番が3ケタ(と言う
か、川口市は完全に東京文化圏ってことか)、貸しレコード屋とか電話権の売買
とか商売自体が時代を感じます。
 湯上がりはリポD、120円。なんかここでも風呂を上がるのが一番ビリに(自
爆)。その後近くの中華料理屋へ二次会、しかし私はもう一軒行きたいところが
あったのでそのまま帰途へ。川口駅まで戻るの大変(苦笑)。