梅の湯・2013/07/31廃業（町田市森野4-7-13）

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　と言う訳で今月末廃業予定の梅の湯へ。先に入浴した大蔵湯を出たらすっかり
日が暮れています、途端に方向感覚がおかしくなって道を間違える。いきなり交
差点に見覚えがない（笑）。かなり時間をロスしてようやく到着。入口に手書き
の廃業告知、経営者高齢化と設備老朽化により、五十三年間の歴史に幕を降ろし
ます。
　牛乳石鹸の五文銭ののれん（玄関ではなく脱衣室入口です、つまり足下は外か
ら丸見えｗ）をくぐり、中へ。番台の旦那さんに湯銭とスタンプ帳を。高齢化と
言うからよぼよぼのおじいさんかと思いきや、見た目はまだ50代後半くらいで
す。もちろん昔ながらの東京伝統銭湯、格天井だし、天井吊りではないけど壁固
定の扇風機は年代物。庭の扉はもちろん、なんと浴室入口も全開の沖縄式！こん
なユニークな銭湯がやめちゃうのかあ。島ロッカーに荷物と衣服を詰める。左脇
には喫煙スペース？庭も立派。体重計はKeihokuですが、古めの型かな？浴室入
口にも告知貼り紙。使っている様子はないものの、乱れ籠もあります。
　浴室、湯道具はケロリン桶と水色台形座椅子。島カランは１列、シャワーな
し。カラン数は７・６・６・７。うーむ、先ほどの大蔵湯の人気ぶりとは打って
変わって、先客は２人だけの寂しい状態。
　ペンキ絵はこちらも丸山さん、西伊豆からの富士山、日付は23.5.16。銭湯広
告が現役、病院と雀荘の広告。その下にはチップタイル絵。
　浴槽は２槽。右側深湯と左側浅湯とが同じくらいの幅って珍しい。どちらも温
度は44-45度くらい。なんか床や浴槽底のタイルが歪んでいるのが足の裏の感覚
で分かります。設備老朽化は確かにありそう。
　湯上がりは明治コーヒー牛乳120円。交代した女将さんも先ほどの旦那さんと
同じくらいの年齢層（当たり前か(^_^;)）。お客が少ないので、地元客の廃業を
惜しむ声とかが聞こえて来ないのがなんとも。
　果たして、また帰り道で迷う。しかし我ながらこういう苦労を繰り返しなが
ら、ちっとも銭湯ヲタをやめないのはすごいわ（笑）。町田駅前もほとんど店が
閉まってるなあ、夜が早い町だ(^_^)v