人参湯（横浜市神奈川区子安通１−６１）

渋谷・東急ハンズの丸山清人師の作品・富士山と美保の松原を買い取った
のはこの私です。(^_^)

　と言うわけで、東急ハンズでの買物のあと、そのまま９月３０日廃業予
定の横浜市神奈川区子安通1-61の人参湯へ行ってきました。東横線特急で
横浜（３０分で行けるんだ、速いなあ）、そこから京急に乗り換えて。回
りは何もない駅でしたが、第一京浜の対面に大きく蛍光看板で「人参湯」
とありました。腹ごしらえしてから突撃。
　入口は二つありますが（銭型マークの暖簾）、中ではつながってます、
その中央に「平成十五年九月三十日に閉店いたします」と言うメッセージ
が。ここの下靴箱は傘も入れられるタイプ（こないだの渋谷区・玉川湯も
そうだったな）。番台の女将さんに神奈川研入浴料・４００円を払います。
おぉ、なんて小さな銭湯だ、と思いましたが、実際には地方では一般的な
家庭サイズの銭湯です。テレビのニュースでは苫小牧の石油タンク炎上の
ニュース、異様な光景に一瞬戦争かと思った。:-) 脱衣室に一服中のオジ
サンがいる他にはお客なし。お手洗いを御借りしましたが、窓の外画車の
バンバン通る
　さて浴室、独占状態です(^o^)。桶はケロリン桶、座椅子は普及タイプの
緑のＭ字型です。ここの風変りな風習、島カランはシャワーも鏡もないお
見合いタイプですが、座椅子は入口横に積み上げるのではなく、椅子をこ
のカラン上に馬乗りさせてあります。最近は島カランを使う人なんてきっ
といないのでしょうねえ、かくいう私も外側壁下のカランにしましたが。
カランの湯がぬるいです、水で埋めずに使うくらいがちょうどいい感じ。
と言うことで、東京より一回り小さい浴槽、誰も入っていないので温度の
予想ができない、相当に熱いのか？と期待半分不安半分で入浴したら、ご
く一般的な温度（４２〜４３度くらい）でした。まぁカランの湯の温度が
暗示してたかな（苦笑）。
　壁絵は一回り小さいサイズですが、中島師と思われる立派な富士山。し
かし年期が立っているとみえ、すでに表面がボロボロです。それにしても、
女湯の方が一段奥行きが深いのはなぜだろう？小ぶりの体育館型天井がな
んか可愛い。
　湯上りは風見飲料紹介のラムネ・１００円。店を出ると第一京浜反対側
のコンビニで飲料を買って飲みました。