小松湯（豊島区池袋本町3-1-3）

小松湯フォトアルバム
三鈴湯フォトアルバム

　池袋で面接、帰りに下板橋で立ち寄り湯。駅の北側は名前の通り板橋区だが、
駅とその南側は豊島区。小雨で寒い、最初に発見した三鈴湯（みすずゆ、池袋本
町3-22-27）に入っちゃおうかとも思ったが、マンション銭湯でまだしばらく大
丈夫そうだし、次の予定まで時間がたっぷりあるので小松湯まで足を伸ばす。小
松湯の煙突が見えてくる、三叉路の一角？にあるコンクリ銭湯、しかし年期を感
じさせる建物。玄関はスロープ式でバリアフリー対応。カウンターの旦那さんに
入浴券とスタンプ帳を。
　脱衣室へ。あら、脱衣室にも浴室にも誰もいない、もしかして一番手＆独占状
態？一番湯や最終客はなかなか自分みたいなお遍路一言客にはハードル高いで
す、しかし小雨が幸いしたようで、常連地元客は雨が上がるのを様子見している
のでしょう。と言う訳で内装もちょっと撮影、でもしっかり浴室は湯気がこもっ
ていてレンズが曇ってまともに撮れず(T_T)天井は低い。
　浴室へ。湯道具は関西サイズの無地黄色桶と水色台形座椅子。一番客だけに、
桶がきれいに積み上げられていて美しい。なんて広い銭湯なんだろう、島カラン
が３列もあるなんて！五反田の万福湯以来の広さでしょう。列辺りのカラン数は
６・６・６・６・６・６・６・６、こりゃヘタなスーパー銭湯よりカランがある
な（笑）。天井はジグザグ風。
ペンキ絵も銭湯の大きさに比例して大きい、もちろん高さじゃなく横幅が。男女
ぶち抜きなので40mくらいあるんじゃないだろうか。富士山が男湯側の中島さん
の作品。川の水が湯船に流れ込む構図も正統派ですね。ただ、年期の入った作品
のようで汚れが目立ちます。しかし汚れ以上にひび割れが気になる、建物の壁自
体にも損傷があるようだと老朽化が心配。左側女湯側カラン上にはアルプス風景
のチップタイル絵。
　浴槽も横幅が広い分たくさんあります。一番左はぬるい湯、41度くらいで床バ
ブル、しかしなんて浅い浴槽なんだ！その右は背中バブル２人分、43-44度。そ
して真ん中の深湯浴槽が熱い！48度行ったかも、さすがに３秒でギブアップして
しまいました。更に右手に漢方薬湯、こちらはぬるく40度くらい。そして右端に
サウナもないのに水風呂が。寒いのに冷たい水風呂はあまりありがたみなしｗ
　結局自分が入浴中は最後まで独占状態（女湯側はお客の気配がありました）、
着替えてる最中にようやく二番手のお客が。この大型の銭湯でこれは厳しいな、
と思っていたが、待ち合いスペースで休憩中に次々とお客が。雨がおさまって来
たのかな。ちなみに頂いたのはコーシンのコーヒー牛乳120円。他のメーカーの
コーヒー牛乳より油脂分が濃い味わいです。さて下板橋に戻り次の目的地へ。