日の出湯（文京区本駒込５−３３）

　今日は文京区本駒込5-33の日の出湯へ行ってきました。文京区ってよく見ると、
結構朝湯をやってるところがあります。せっかくだから朝湯に入ってみたいぞ、
と思ったので、高円寺の自宅からジョギングして行きました（笑）。マラソンの
練習にもなるし、ちょっとした都内観光にもなるし、朝湯にも入れるし、の一石
三鳥(^.^)。早稲田通り、明治通り、不忍通り、を経由して。戸山文化浴場アヤシ
イよなあ、入口に「浴場入口」と書いてあるほかは、マン銭で外から全く銭湯の
気配なし。あ、日本女子大が学園祭やってる、行きたいなあ（笑）。
　さて日の出湯、こちらもマン銭、ただ煙突が不忍通りからも垣間見れるので、
すぐに分かりました。とは言え、戸山文化浴場同様、入口がアヤシイ！階段で地
下へ降りていきます、なんかアンダーグラウンド系のクラブみたいでカッコイー！
男湯は右側、番台で料金を払います。あら、朝湯は450円なんですか。走った後で
大汗かいて入店したので、雨降ってましたか？と言われてしまった（笑）。そん
なきっかけでこちらも高円寺から来ました、なんて話して驚かれましたが、銭湯
マップには朝湯１２時まで、と書いてあるものの、お客が来ないのでいつも１０
時半頃には閉めちゃう、とのこと。１０時頃に着いたので、ぎりぎりセーフだっ
たようです。
　と言うわけでマンション地下の銭湯、壁がコンクリート打ちっぱなしです、ま
すますクラブっぽくてカッコイー！浴室も同様ですが、確かすでに廃業した港区・
海岸浴場も内装がコンクリート打ちっぱなしでしたが、あそこ以上に天井のカビ
による汚れ具合が激しいです（激苦笑）。そんな銭湯ですが、サウナがあります、
しかも料金が２７０円と言うちょっとハンパな額。脱衣室にはサウナの能書きま
で貼ってあります。サウナは浴室の位置から言って、後付けで設置されたもので
しょう。そんな訳で、サウナに付き物の水風呂がありません。
　浴室ですが、島カランは１列、久々に見たお見合い形式（シャワー、鏡なし）。
私は女湯側壁際へ、かなりくたびれた感じの白ケロリン桶（貴重）とＭ字型緑色
座椅子を持って。カランの上には富士山のタイル絵がありました。そして浴槽上
には早川氏と思しきペンキ絵（特徴的な波しぶきでわかる）。マン銭で天井は低
いですが、しっかり女湯側までつながる大きな作品です。文京区なので、恒例の
標語も。
　浴槽がまた熱湯でよいですねえ。走った後で身体は十分温まっていると思われ
がちですが、汗をたっぷりかいているので冷えるのも早いので、疲れた身体には
少々辛いけどやっぱり熱い湯がありがたい。いちおう透明湯ですが、浴槽縁には
いい感じにこげ茶色の湯垢がついていて、これもまた味わい深い。２槽あり、浅
湯には結構強力な背中ジェットバブル。浴槽の縁が壁に平行一直線ではなく、アー
チ状に丸みを帯びているのが粋です。
　湯上りはキリンメッツ。残念ながらビン飲料はなかったのですが、缶飲料は結
構バラエティに富んでいてよいです。なかなかのシブイ銭湯、日曜朝をマッタリ
過ごすにはいい感じ（地下なのがちょっと残念だけど）。帰りは駒込駅へ、ちょっ
と回り道してしまって、北区の松の湯と亀の湯の前を通りました。松の湯はビル
の２階、亀の湯は面構えの立派な伝統銭湯なので、ここは是非入らないと。
　それにしても、朝ジョギング＋朝湯って楽しいなあ。日曜の朝なら、都心の道
路の交通量も多くないので、思ったより走りやすいし。何でこういうアイディア
もっと早く思いつかなかったんだろう。この手でまた銭湯巡り（朝湯巡り）した
いと思います。