初音湯（文京区小石川２−２４）

　今日は文京区小石川2-24の初音湯へ行ってきました。千代田区、中央区、
港区を制覇して、次に銭湯の少ない区が文京区、やはりここは次の制覇を
狙いに行かないといけないな、と言うことで。
　例によって休日出勤帰り（笑、荷物を取りに行っただけなんですけど）、
神保町からは三田線で２駅、春日で下車。徒歩７〜８分ですかね、と言っ
ても、地下鉄って出口間違えたら全然距離が変わってしまうんですが。:-)
八百屋で「勉強の店」？学習塾みたいな名前（笑）。どうやら初音湯周辺、
再開発されまくってます。高いビルが壊されたおかげで煙突がすぐ見つかっ
た、と言うのもありますが、そうは言っても将来が心配。そんな初音湯は
見事な破風造りの面構え。番台のオバチャンも大変愛想がよくて好感。今
日も荷物が多いので、上段と下段の２個脱衣ロッカーをお借りする。
　さて浴室、島ロッカーは１列ですが、背中と背中の距離がかなりあり、
広々としています。ケロリン桶と座椅子を持ってカランを探すと、なんと、
ここの銭湯では石鹸シャンプーが常備されてるではありませんか！組合料
金の銭湯（つまりスパ銭、温泉以外と言う意味）で常備は個人的経験上極
めて珍しいっす。つーわけでせっかくトラベルセットを持ち歩いてる私も
ついつい貧乏性で備え付けのを使ってしまう（激苦笑）。
　壁絵はタイル絵で山脈と湖の風景。右手に石膏の像があったりしてちょっ
と洋風。浴槽は左側が座風呂２人分、真ん中が床バブル、ここはやや熱め、
そして右側は薬湯、本日は緑色でした、ややぬるめ。子供たちが３人ほど
入ってきましたが、おじいちゃんと一緒、と言うのが夏休みっぽくてよい
ですね。やはり普段は家風呂なのでしょう、熱い湯にはなかなか入れず、
多少うめてました。
　湯上り、冷蔵庫には殆ど缶飲料しか入っていませんでしたが、見つけま
した小岩井まきば牛乳、もちろんビン入り（１２０円）。それにしても、
ガラスの冷蔵庫の他になぜか家庭用冷蔵庫もあったりする、なぜ？（笑）
２台あると言う意味では、体重計もアナログ体重計とデジタル体重計の
２台。アナログ体重計は別に壊れているわけではないのですが、文字盤が
かすれて殆ど読めません。直射日光でも浴びたのでしょうか。
　と言うわけで、周囲の再開発にやや将来が心配な中、石鹸シャンプーを
常備して経営努力に努め、おじいちゃんと孫が一緒に入る昔ながらの銭湯
の原風景が見られたり、と落ち着いた雰囲気のよい銭湯でした。