こがね湯（杉並区下高井戸４−１７）

　今日は杉並区下高井戸4-17のこがね湯へ行ってきました。久々の区内銭湯巡
り（苦笑＆汗）。それにしても高円寺からは遠かった、住宅地の真ん中で、距
離以上に方向が分からなくなったりする不安ですごく遠く感じてしまうもので
す、まぁそれゆえ高い煙突を発見した時の喜びというのも大きいのですが。つ
まり宝探しの冒険感覚、と言うのも銭湯巡りの醍醐味の一つ（逆に冒険ならで
はの負荷の大きさが最近の腰の重さの原因の一つでもあるのですが:-)）。

　さてこがね湯到着、自宅出発から４０分近く経過（笑）。カウンターには若
いお兄さん。男湯の暖簾をくぐると手入れの行き届いた清潔感のある脱衣室。
床はフローリング、天井は格子状ではありませんが、木製でちょっと山型に傾
斜してます。空いてる時間なのかしら、とても静かで落ち着きます。

　さて浴室、いきなり入口手前にドラム缶のように金属の板で囲まれたエリア
が。なんじゃこりゃ、よく見ると周囲からシャワーを浴びせるシャワー室なの
でした。こんなの初めて見たなりー。カランの数は広さの割に多そう、島カラ
ン２列ありましたし。

　壁絵が女湯にまたがる西伊豆からの富士山なのですが、女湯側の浴槽がガラ
ス室になっていて、ガラス室の天井などのおかげで全貌を見ることが出来ませ
ん。ウーム、もったいない。

　浴槽は、先ずガラス室の外側ですが、ごく普通の透明湯、床バブルと背中バ
ブルとがあります。湯温は結構熱め。そしてガラス室の中、初め茶色い湯に薬
湯かな、と思いましたが、なんのことはない、浴槽の内側が茶色なだけで湯は
透明湯でした（騙された（笑））。でもこの湯がかなり熱くて、久々に肌にピ
リピリ感があり、床バブルを避けてしまうほどでした。

　と言うわけで、湯上りに先ほどの胸周囲シャワーを浴びてみました。なんか
くすぐったい感じで面白かったです、久々の遊べる銭湯じゃ。:-)

　湯上りは脱衣室でキリン「力水」、カウンター前の休憩スペースでカフェオ
レ（コーヒー牛乳とは名乗っていませんでした:-) 福島の牛乳屋さん）を飲み
ました。この休憩スペース、机と椅子が並べられていて、地域の集会室みたい
な雰囲気。カフェオレを飲みながらふと本棚を見ると、おぉ、「全国浴場新聞
縮刷版」なるものがあるではないですか！創刊号から平成１０年分までをまと
めたとても分厚い本。これ、一般の人も入手できないのかなー、とりあえず発
行元をメモって来ちゃいました（笑）。

　全国公衆浴場業環境衛生同業組合
　〒101-0031 東京都千代田区東神田１−１０−２
　TEL:03-5687-2635

　時間のある時に問い合わせてみようっと。