旭湯(千葉県柏市柏1−5−4)


<2006.11.25(Sat)>
 今日は柏市柏1-5-4の旭湯へ行ってきました。柏でのダンスイベ
ントの帰り。柏って自宅からそんなに遠いエリアでもないんですが、
なかなか行く機会がなく、まだ銭湯1件、スーパー銭湯1件しか入っ
たことがない、まぁでもそんなに多いわけではないので(と言うか、
サボってる間にどんどん減ってしまったのかもしれない;_;;)。
 さて旭湯、東口から3分くらいと言う、まだ繁華街から出てない
エリアにあるのですが、どんな銭湯だろう?ビル通りから一本入る
と、なるほどいきなり個人商店街っぽい細い道になる。そして見つ
けた、ちょっと洋風の館っぽい建物。こんな銭湯がまだ生き残って
ましたか、こりゃ早めに行っとけリストに載せておくべき銭湯。3
時40分頃到着し、まだ時間的に早いかな、と思ったが、3時半開
店なのでオッケー(まだ開いてなかったら別イベントに行くところ
でした:-))。中は男女で下駄箱が分かれてるタイプ。脱衣室入口
に貼り紙、なに、12月1日から千葉県銭湯は420円に値上げ?
そりゃそうだろうなあ、重油高騰の中で385円じゃやっていけな
いよなあ。
 中へ入り、番台の旦那さんに料金を払う。なんか広々してますね、
真ん中に小さなテーブルがあるだけで障害物が何もないから。壁ロッ
カーの上には大量の置き道具。脱衣籠もあります、他の客は使って
いませんでしたが、僕はロッカーは荷物でいっぱいなので、脱衣し
たものは籠へ。BGMも特になく、超マッタリ系銭湯です。
 浴室へ。湯道具はケロリン桶と水色台形座椅子。でこのケロリン
桶、すげー湯垢がついてるよ!(笑)ここまで使い込んだら桶も本
望でしょう。島カランは1列、お見合い式(鏡もシャワーもなし)
でしかも一番手前に水飲み蛇口もあります。典型的な洋風銭湯です。
外壁側もシャワーなし(鏡はあり)。カラン数は6・5・5・6。
オイラはシャワー付きの女湯壁側へ。先客は3人居ましたが、この
人数でもお見合い式カランに座る人が居るところがさすがです。残
念ながら壁絵はありません、キャンバスは水色一面です(;_;;)しか
しその下に立派な富士山のタイル絵。サインがなかったのですが、
鈴栄堂なのでしょうか?
 さて浴槽、2槽式です。2槽の間に皿付きの噴水がありますが、
ここからの湯はそれほど熱くもない。しかし浅湯でも46度はあり
そうな熱さ。久々にガッツリ来そうな銭湯だ、深湯の方も同じよう
な温度。どちらも完全に無設備(床バブルもないのは今時珍しい)。
しかしこの深湯、2度目に入ったら48度行ってたような熱さ!バ
ブルなしですからかろうじて入れましたが、床バブルがあったら入
れなかったかも、と言う熱さ。おかげでよく暖まりました。他の客
はやはり浅湯に入るのが精一杯みたいです(と言うか浴槽に入浴し
ないお客すらいます)。
 湯上り、こんな銭湯ですから当然お風呂ドリンクなんて物はあり
ません。さっき買ってきたホットレモンでも(笑)。一番湯が終わっ
たらさみしいお店に戻ってしまうのかな、と思いきや、入浴中に1
人、着衣中に2人入ってきました。繁華街なので意外と今も繁盛し
てるみたいですね。と言うわけで、マニアなら行っとけ銭湯に入れ
ておきましょう。帰りは東武野田線で経由、船橋からは今日から高
架になった京成線で帰宅。

<2012/03/06(Tue)>  柏の旭湯へ。最近柏によく来る、この銭湯もかなりのヤバ銭(建物が古いだけ でなく、駅からのアクセスも良いので地上げ屋のターゲットになりやすい)だ が、しっかり壊れかけてる煙突から煙が。  中に入り番台の旦那さんに湯銭を。すごい賑わってるじゃないですか!一番湯 の時間かな、脱衣室に6人、脱衣籠は現役ながら利用者なし。島ロッカーがない ため広々としてます。  浴室へ。湯道具はケロリン桶と水色台形座椅子。島カランは1列、お見合い 式。カラン数は6・5・5・6、シャワーは右側女湯側のみ。おぉ、水飲み蛇口 があるぞ!  ペンキ絵はなし、代わりに青いカンヴァスの下に鈴栄堂らしきタイル絵の富士 山、ちょっと赤く染まりかけた空がなんとも美しい。  浴槽は2槽、左側浅湯、右側深湯。浅湯は42度くらい、深湯は45度くらい。  湯上がり、お風呂ドリンクは置いてません。さっさとあがって面接の準備だ。
旭湯(柏市柏1-5-4) <2016/04/17(Sun) 18:09> フォトアルバム  柏市銭湯はいまやこの1軒のみ(いや、湯パーク南柏もあるか)。場所も一等 地なんだがよく頑張ってるなあ。宮造りではありませんが、再開発が進む街の中 心でこの古びた建物は異彩を放っています。  横から入る入口。番台の旦那さんに湯銭、ここは420円なのか(千葉県は430円 のはずだが)。シンプルな脱衣室だ、部屋の真ん中に小さなテーブルと椅子があ るだけなので広々としています。旦那さんの耳が遠いのか、テレビの音声がかな り大きい上に、ラジオからの音声がどういう仕組みなのか1秒くらい遅れてエコー 効果になってます。体重計はYAMATO。  浴室へ。湯道具はケロリン桶と水色大型座椅子。島カランは1列、鏡もシャワー もないお見合い式。シャワーは右側外壁側カランのみ。カラン数は6・5・5・6。  残念ながらペンキ絵はありません、水色一色に塗りつぶされています。ただし その下にタイル絵で富士山が描かれています。  浴槽は2槽、間に湯の出口(噴水もどき)があるだけで、バブルの一切ない無 設備。右側深湯は45度以上ありそう。浅湯も44度くらいあるのではないか。ゆっ たり入れるので、熱くてものんびり入浴できます。  結構込んでますが、どうもがたいの良いランナー系のお客が多い、近くでマラ ソン大会があった様子。近場でレースなら自分もエントリーしたかったな。  湯上がり、ここはお風呂ドリンクは置いてません。と言うことでまっすぐ帰る。 帰りは東武野田線(今はアーバンパークラインとか言うのでしたっけ?)で。も う強風による遅れはなさげな感じ。
旭湯(柏市柏1-5-4)火事現場見学 <2017/02/04(Sat) 18:00>  昨年の12/27に火事があったと言うニュースを聞きつけ、旭湯へ向かう。繁華街 のすぐ裏手に古い銭湯が残る、奇跡の店だった。数少ない千葉県北部の銭湯が再 建可能そうなのか(ニュースによれば煙突だけの延焼で建物は残ったと言う)、 現場へ赴いて確かめたい。蕨を出たのが16:30近く、もう柏に着いたら日が暮れて るかなあ、と心配しながら向かう。  着いてみると、特に火事があったようには見えず、黒ずみも年季の入った建物 の勲章ぐらいにしか思えなかった。しかし玄関のシャッターは降りており、「都 合により休業します」とのにべもない貼り紙が貼られているだけ。とはいえ、過 去に何度も休業を繰り返してきた銭湯、復活を待ちましょう、と、近所の柏神社 に参拝してお祈り。(^_^)