森の湯（江戸川区東葛西４−３５−１６）

　今日は江戸川区東葛西4-35-16の森の湯へ行ってきました。だいぶ前に
廃業の噂があったけど、まだやってるのかなあ、月末だしちょっとチャレ
ンジしてみよう、と言う感じで。１０１０のＨＰにまだ載っていたので大
丈夫でしょう。
　東西線葛西駅から徒歩２０分。湯処葛西（東葛西9-3-5）と似たような
駅からの遠さですが、いつも西葛西・江戸川競技場での練習のあとの疲れ
た身体で歩いていたので、銭湯だけ目的で来た今日は意外とサクサク着い
たなあ、と言う印象。それにしても蒸し暑いなあ。
　銭湯周辺の地理、１軒飲み屋があり、昔ながらの下町の面影を残します
が、そうは言っても結構高いマンションに見下ろされるようなロケーショ
ン、歴史が削り取られつつある町並ですが。。。
　で、森の湯ですが、面白い面構えですね、避暑地のロッジのような感じ。
かな書きの電光看板がちょっとモダン、男女が入口別なのも都内ではちょっ
と珍しい。女将さんが座るのは低い番台。脱衣室で荷物を壁ロッカーに突っ
込みますが、おっと中央の灰皿兼ごみ箱の側に脱衣籠もありますね、誰も
使ってないけど。:-) 全体的にスッキリした脱衣室です。
　さて浴室、緑のＭ字型座椅子とケロリン桶を持ってカランへ。ケロリン
桶ですが、回りに控えめに赤字で森の湯の屋号が、つまり一応オリジナル
桶です。島カランは１列、列あたり６機のカラン。入ったときの先客は５
人。
　壁絵は中島師ですね、男女にまたがる大きな富士山、スバラシイ。浴槽
は左側の浅湯が手前に出っ張っていて広めでヨイヨイ、床バブルもきめが
細かく気持ちいい。中央は座風呂１人分。そして右側、バスクリンな黄緑
色の湯、温度もぬるめ（４０度前後）で疲れた身体にはおあつらえ向き。
透明湯の方は４２度くらいの平均的な湯温。
　湯上りは森永コーヒー牛乳、１１０円。特別インパクトのある銭湯では
ないですが、銭湯に必要なものがちゃんと揃ってる、と言うか、そう言う
地味ながらよい銭湯でした。結局、廃業の気配は全くなし！（きっと誰か
が湯処葛西に客が取られることを懸念した話が曲がってそういう噂になっ
たのかも）帰りは近くのスーパー、マルエツの前からバスに乗って葛西駅
へ。