かもめ湯（大田区羽田６−２０−１２）

　羽田に着いても旅は終りじゃない、羽田周辺で銭湯めぐり。と言うか、一気に
羽田周辺銭湯５軒を外から見学。玉の湯（羽田5-19-13）がいきなり朱色を基調
とした見事な唐破風。栄湯（羽田4-21-15）は入口こそ今風に改装されてます
が、屋根は立派な瓦屋根。重の湯（羽田3-16-10）は高速道路のほぼ下ですが、
多摩川河口に一番近い、潮の香りが届く場所、漁師町の匂いが漂う銭湯。かもめ
湯（羽田6-20-12）は完全に住宅街の中、軟水風呂が売りの歴史ありげな銭湯。
そして入船湯（羽田6-20-12）、一番空港に近い銭湯。だけどマンション銭湯で
近代的な外観だったのでちょっと色気がないかな、ということでかもめ湯へ。名
前もいいよね、昔遠浅の海だった頃にはきっとかもめが一杯飛んでいたのでしょ
う。ちなみに、２時半から３時半くらいの時間帯に回りましたが、どこも営業
中。さすが港町の銭湯は開店が早い。
　牛乳石鹸の暖簾をくぐり、右手カウンターに座る旦那さんに湯銭を払う。
　男湯の脱衣室、荷物が多くてついに３つロッカーを使用（苦笑、てかその大荷
物で５軒回るってめっちゃシンドイ:-)）、大型リュックはそれでも無理矢理入
れるのが大変（脱衣籠があったら使うんだけどな）。浴室入口前にもロッカーが
あるのがちょっとヘン（笑）。
　浴室、久々に見る東京サイズのケロリン桶（そんなに久々か？ｗ）、座椅子は
水色台形座椅子。島カランは１列。
　浴槽は３槽、左手浅湯は少し手前に張り出している多設備浴槽。やや手前に背
中バブル一人分、そして奥が少し深くなっていて、ショルダーマッサージと座風
呂が席を並べてます。中央は深湯、床バブル。以上透明湯は４３〜４４度のやや
熱めの湯。そして右手には白濁した浴槽が。那須温泉の湯の華だそうです（茶臼
岳の高雄温泉の湯の華）。硫黄の匂いはないなあ、何による白濁なんだろ？かな
り温泉力あり、ちょっと肌がヒリヒリする感じ。
　そして手前右手にスチームサウナと水風呂。スチームサウナはかなり熱いな、
深呼吸すると鼻の奥がヤケドしそうな感じ。ん、と言うことは首より上の高さは
熱気が熱い？前屈みになってみたら少し呼吸が楽になりました（笑）、高さに
よってスチームの熱さが違うことを実感。水風呂はひとり風呂、メチャぬるいで
す、２５度くらい？
　壁絵は残念ながらペンキ絵ではなくチップタイル絵です、ヨーロッパ風の山の
風景。そして女湯側カラン上には同じくチップタイル絵ですが、ライオンやトラ
と言った強い系の動物たち、でも子供たちはこっちの方が好きそうだ。
　湯上り、かなり待合スペースは狭いですが、無理に座って明治コーヒー牛乳１
１０円。よし、今度こそまっすぐ帰ります(^_^)、と言うことで、京浜急行、地
下鉄浅草線、京成線経由で帰る、旅の疲れで車内で爆睡。