1010.or.jpを見に行ったら、なんと７月に中央区に新しい銭湯がオープンした
との情報。これは行かねば。日比谷線小伝馬町から徒歩１分とはすごい便利なロ
ケーション、地下鉄の出口を間違えるとエライ目にあいますが（苦笑）。今日の
小雨なら傘なしで十分耐えられます。新しいビルのようで中に入ってもフローリ
ングしたての良い香り。十思湯はビルの２階、港区のふれあいの湯みたいな公営
なのかしら、もちろん入浴料は460円。建物が殺風景な分、のれんは江戸前銭湯ら
しいカッコ良さ。フロントの女将さんに湯銭とスタンプ帳を。スタンプは中央区
１２番です。何もない待ち合いスペースを通り抜け、男湯脱衣室へ。
やはりサラリーマン相手と言うことでしょうか、ロッカーは全て縦長で中には
ハンガーも。もちろん百円コイン返却式。体重計はTANITAのデジタル。
浴室へ。新しい銭湯には新しいなりの風情、静かで落ち着いた浴室内。湯道具
はクリーム色の台形座椅子と洗面器。
カランは右側壁側に７機、島カラン右側に５機、左側はないです。全てパーティ
ションで区切られていて、しかも各カランに備え付けボディソープとリンスイン
シャンプー。シャワーのハンドルがカランの横と言うのが嬉しい。
浴槽は左側に寝風呂背中バブルはありますがほぼ無設備、静けさを売り物にし
てる銭湯っぽい。また左側浅湯は40度くらいのぬる湯に対し、右側深湯が43度く
らいあってなかなか。
壁絵はやはり中央区のビル銭湯らしく廣重の東海道五十三次の複製。八丁堀の
入船湯と同じような感じ。
左手前には水風呂（ぬるいです、28度くらいありそう）そして有料サウナ。
それにしても、新規開店と言うことは全員一見さんみたいなもの、地元客って
感じの人がいません（お年寄りはご主人と女将さんだけ、お客は皆サラリーマン
層）。みんな半身浴で銭湯来るの初めてみたいな感じにリラクゼーションスポッ
トとして活用している感じで、普通の銭湯となんか客層が違います。
湯上がり、やはりビン入り乳飲料なんてものはなく、広い待ち合いスペースの
端にある自販機で炭酸ドリンク剤110円をいただく。待ち合いスペースを駆けめぐ
る赤ちゃんが唯一銭湯っぽい風景。
十思湯(小伝馬町) <> フォトアルバム
さすがに22時近くで銭湯めぐりはきつい。とりあえず歩いて行ける範囲で。と
言うことで小伝馬町まで歩いて十思湯へ。なにげに閉店ぎりぎり(22時半受付終了)。
こんな都心で実に落ち着いた空間。人形町がいくら下町と言っても、金曜夜の
飲み屋街はにぎやか。そういう喧騒からしっかり離れている。
銭湯とは言っても、2014年にできたばかり。清潔感が高いし、パーティション
区切りのカランは高級感もある。高い酒って酔っぱらうことが息抜き？こっちの
方がよっぽどリラックスできる。
閉店間際の利用だったため(店の人も清掃の準備に)、カラスの行水。小伝馬町
駅へは1分。