陣馬の湯・陣谷温泉（神奈川県津久井郡藤野町栃谷１８０５）

　今日は神奈川県藤野町栃谷の陣馬の湯・陣谷温泉へ行ってきました。
陣馬山かながわ国体記念登山競走のコース試走（途中まで）の帰り、
と言うか、陣馬の湯温泉街はモロコース途中（本番レースでは入湯で
きないので、練習の時に入っておこう、と言うこと:-)）。普通に行っ
たら交通の便はかなり悪いです、バスはＪＲ中央線藤野駅から陣馬山
登山口までしか来ず、そこから２０分以上歩きます、しかも登り道。
　入浴料は１０００円、玄関入って真っ直ぐ右への廊下の突き当りを
階段を降りると浴室です。ここは完全に屋内、脱衣室はプラスチック
籠のみ。内装も殺風景。
　とここまでは印象が弱いのですが、浴室に入ると素晴らしい風景が。
先ず窓の外は渓谷の高台から見渡せる山脈の全景が。既に一部紅葉が
始まっていて、素晴らしい風景。これにはさすがにペンキ絵もかなわ
ないでしょう（そりゃしょうがないよ）。そして浴槽は総ヒノキ、表
面が滑りやすいので要注意ですが、この肌触りはたまりませんね。建
物自体も総ヒノキ製です。湯船に入る前に、ランニングの汗を落とし
ますが、ここの湯もアルカリ性？（どっちかと言うと軟水っぽいかな？）、
泡が木目細かくお肌スベスベです。材質はプラスチックですが、デザ
インは木目が付いている桶でした。さすがにこんな交通の便のない温
泉ではお客も少ないですが、それでも入れ替わり立ち代わりで常に３
人は入っている、と言う状態です。カランは５人分。
　湯温は３８度くらい。首まで浸かって暖まったら半身浴して外の景
色を楽しむ、と言うのを繰返し、結構長湯したと思います（施設が少
ないので１時間とかではないですが）。ただここの温泉、入浴後の休
憩スペースがないのがちとツライですね。着替えたら、はいサヨウナ
ラ、飲み物は自販機すらないので、帰り道の途中、湧き水をペットボ
トルに汲んでそれを飲みながら帰りました。結局陣馬山登山口のバス
の時間も合わず、１時間歩いて藤野駅到着。走って帰ると長いなあ、
と思っていた道も、のんびり歩きながら帰ると何時の間にか着いちゃ
うものだということを発見（天気も良かったしなあ、もちろん１時間
も歩けばまた汗をかいてしまいましたが）。陣馬の湯は３軒（他に陣
渓園、姫谷）あるので、残りの２軒は次回のお楽しみ。