陣馬の湯　陣渓園（神奈川県津久井郡藤野町栃谷１８４８）

　今日は陣馬温泉の一つ、陣渓園（神奈川県津久井郡藤野町栃谷1848）
へ行ってきました。陣馬山登山競走がいよいよ来週と言うことで、直
前になって試走した帰り。基本的には陣馬山ハイキング客を相手にし
た旅館でしょうが、交通の便がなんとも（苦笑）。山頂から落合（登
山口）まで降り、再び上り坂を２０分足らず。でも山深い渓谷にあり、
いい雰囲気です。犬が放し飼い（ビビッてるらしい＞オレ）。玄関を
入っても誰も出ないなあ、と思ったら２階から声が聞こえてきて、こ
ちらの入口からどうぞ、お代はあとで結構です、とのこと。と言うわ
けで、まるで自分ちみたいにその入口（勝手口ですね）を入り、浴室
に直行（笑）。
　殿方暖簾をくぐり、脱衣室へ。当然のごとく貸切状態（笑、灯りも
自分で点けます）。脱衣ロッカーは扉のない単なる棚でしたが、まぁ
貸切だからいっか。
　浴室は岩風呂ですね。カランは３＋１人分（一番左は灯りがなく暗
いのであまり使われないだろうな）。カランはボタンを押すと一定時
間出る仕組のやつ。湯道具に何とケロリン桶が！こういう温泉場でケ
ロリン桶見るとビックリするなあ（笑）。座椅子も銭湯っぽいですな、
ピンク色の座椅子が派手っぽく気に入ったので、使います。石鹸シャ
ンプー類は備え付けがあるんですが、容器に何も書いてないので（リ
ンスだけペン書きされてた）推測で使ってました（苦笑）。
　浴槽もまた超音波バブル（背中バブル）が発生していて、銭湯っぽ
いなあ（苦笑）。透明湯で４２〜４３度くらい、観光温泉としては結
構熱い方かも。特に温泉力を感じさせる湯ではないです、ただ柔らか
い湯だな、と言うのは感じました。
　それにしても、窓の外が宿の庭側で、人が覗ける方角であり外が眺
められない、と言うのがちと残念だな。陣谷温泉のときは浴室の窓か
ら渓谷の風景が眺められたのが素晴らしかったからなあ。と言うわけ
でちょっとマイナスポイント。
　湯上り後、表玄関に戻り女中さんに入浴代を払います、８５０円は
安いな、でも家庭風呂より少し大きいくらいの広さなので、ちょっと
安く設定してるのは妥当かな。休憩スペースにお茶の用意があったの
で頂きます。バスの時間があったので急ぎたいところでしたが、せっ
かくなのでマッタリしてしまいましょう（その代りＪＲの駅まで歩か
ねば）。宿としてはかなり大きく、宿泊客がウロウロしてました。と
言うわけで、登山口からのバスには間に合いませんでしたので、ＪＲ
藤野駅まで約１時間の徒歩。まぁでも紅葉の山景色を眺めながらです
から苦にはなりませんでしたけどね。陣馬山頂なんかも秋晴れのおか
げでかなりの人出でした。陣馬の湯はあと姫谷を残すのみ。

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