いさみ湯（川口市芝２７５３）

いさみ湯画像（FreeML IDが必要です）
ニュー松の湯画像（FreeML IDが必要です）
宝泉湯湯画像（FreeML IDが必要です）

　12/22廃業の情報をき聞きつけ、川口市のいさみ湯（川口市芝2753、定休日：
5,15,25日）へ。イヤ〜、タイヘンな銭湯ツアーになりました。埼玉の銭湯巡り
に地図を忘れた、携帯サイトで必死に地図を調べるが、画面の小ささに限界、方
向感覚がさっぱり。最寄り駅は京浜東北線蕨駅、１回目は誤って西川口に出てし
まった（途中、宝泉湯（蕨市塚越3-18-12）に遭遇）、JRで再度蕨に戻り仕切り
直し（爆）。結局２時間くらいかかった訳だが、そこまでやると達成感ありあり
だなあ（笑）。おそらく仮に地図があっても難しい、地名は芝2753と丁目番地体
系がないが、駅から歩いて先ず目に入る町名表示が芝４丁目とか丁目番地住所と
言う具合。もう後は嗅覚つーか。途中芝５丁目21-18にニュー松の湯と言うビル
銭湯があったので、いさみ湯が見つからなかった、あるいは休業だった時の保険
が出来た。更に奥へ。
　ようやくいさみ湯の煙突発見、これで寒さでかじかんだ手が湯で暖められる！
　なんだ、すぐそばにバス停あるのね(^_^;) 小振りの破風のファサードがまた
小粋だ。実にシンプルな銭湯、玄関正面に廃業告知の手書きの貼り紙、「都合に
より」とだけある、素っ気ない告知。
　中に入る。低い番台の大旦那さんに埼玉県銭湯料金410円を。テレビやラジオ
の音もなく、脱衣室内の装飾も全くなし。その飾り気のなさが実に落ち着きま
す。庭もありますが、コジャレたものはなく、木が一本植えられているだけ。相
当ここの経営者は控えめな人柄なんだろうなあ。
　果たして、浴室も驚くほど殺風景であった。湯道具は無地の黄色桶にクリーム
色もしくは水色の台形座椅子（２種類）。先客は１人。
　島カランは１列、カラン数は５・５・５・５。
　ペンキ絵がないのがまた素っ気ない（代りに小型帆船のタイル絵、左側女湯側
カラン上のタイル絵も同様）。ホントシンプル好きの銭湯です。その下の浴槽は
２槽、右側浅湯は無設備、左側深湯は座風呂二人分。完全に無設備な浴槽と言う
のはかえって今時貴重。湯温は浅湯が41度、深湯が42度くらい。
　実は川嶋湯以来の３日ぶりの入浴、それで身体を洗った感覚がいつも以上に気
持ち良かった、と言うのもあるだろうが、やはりこの肌のスベスベ感は軟水のも
のだ。特に軟水銭湯を謳っている様子はないが、非常に柔らかい湯、きっと井戸
水の質が良いのでしょう。
　湯上がりはオロナミンC、110円。
　まっすぐ蕨駅まで帰ってもしっかり25分くらいかかった。イヤ〜、今日の銭湯
巡りは大変だったけど自信になったかも。