市川湯(千葉県市川市市川南3−7−20)
<2006/01/13(Fri)>
今日は市川市市川南3-7-20の市川湯へ行ってきました。船橋も制覇したし、習
志野ももう少しだけど、まだ市川がいっぱい未踏銭湯があるなあ。と言うわけで、
JR総武線からも煙突が見える銭湯から着実に。北口は発展していますが、南
口は結構ショボイです。でもこれから再開発が進むようですが。ぽつぽつと商店
が並ぶ通りを江戸川方面にまっすぐ歩くと市川湯の看板が。その下にスナックの
看板もあり、この派手な入口が銭湯への入口?な訳はなくて(笑)、その脇に
50mほどの私道があり、その奥に立派な銭湯の入口が。寺社造りではありませ
んがなんとも威厳がありますねえ。入口上に「ゆ」のマーク。なぜ六角形の看板
なのか?
玄関を入るとカウンターは左手に。旦那さん、腰が低く愛想が良い方です。そ
こから更に男湯の脱衣室へ。スピーカーからのBGMが癒し系です。1週間の疲
れを取るにはピッタリだな。この脱衣室、男女の境を谷にしてM字型になった天
井、ビル銭湯でもないのに妙に低いです。
さて浴室、こちらは一般的な2段式天井、おぉ普通の銭湯でかけ湯があるなん
て気が利くねぇ。湯道具はケロリン桶と淡い水色の座椅子。島カランは1列。左
手外壁側は浴槽などになっていてカランはありません。
浴槽は先ず奥から、右手は深湯、これが熱いぞ!46度近くありますね、スバ
ラシイ。左手へ、浅湯(こちらも43度くらいはあります)は先ず座風呂2人分。
中央がちょっと無設備で左奥がでんき風呂になってます。その手前に寝風呂一
人分、これがボタン式でジェットバブルが吹き出してきましたが、くすぐった
い〜(^o^)シンプルながらなかなか楽しい銭湯だなあ。更に手前には水風呂、19
度くらいで冷た過ぎない温度。水風呂があるってことはサウナがあるってことで
すが、それは手前女湯側にあります、ただし湿式(サウナ料金は100円)。
さてビジュアル、奥の壁の上は白いタイルがあるだけ、つまらないなあ、と思
って湯に浸かると、なんと入口の上の壁にペンキ絵が!それだけでも意表を突か
れて小さな感動がありますが、更にこのペンキ絵、高天井のてっぺんまでびっし
り描かれています。そんな高いところまで描けるのはなぜ?サウナ室の天井が足
場になるからです。更にこのペンキ絵、なんか普通のペンキ絵と違います。もち
ろん絵の中心は富士山なのですが、その富士山、遠近法でかなり遠くにある、と
いう印象を受けます。で、手前にもう少し低い山々の風景か。ペンキ絵でこのよ
うに遠近感覚がある、と言うことが珍しいと思いました。タッチはおそらく中島
師だと思うのですが、今度師に会ったらなんでこんな絵を描いたのか聞いてみた
いぞ。
湯上り、待合いスペースでフルーツ牛乳100円。女将さんも物腰柔らかい人、
そういやオイラ以外にもネクタイ姿のお客がいましたが、ここは千葉都民が伝
統銭湯で癒される場所、と言うことのようです。返りに夕食を食べに入った中華
料理屋も、ストーブで餅を焼いて食べると言う、笑えるくらい素朴な風景があっ
てホッとした気分にさせてくれました。
<2007.01.07(Sun)>
週刊ポストの今年最初の号で町田師匠がペンキ絵グラビアを特集しており,そ
の名鑑に市川湯の名前もあったため、市川湯に行ってペンキ絵を再確認。ここの
富士山は中島師の作品ですが、いろいろとレア度の高い作品ですね。
・絵が浴槽上ではなく浴室入口上にある。
・2段天井のてっぺんまで空の色が塗られている。当然女湯にまたが
る巨大作品。
・数少ないサイン入りの作品。
・富士山が遠景になっていると言う構図はこの大きさならでは。
市川湯(市川市市川南3-7-10)
<2016/11/25(Fri) 21:59>
フォトアルバム
千葉・埼玉銭湯スタンプラリーシートを手にしたことで、新規開拓ばかりでな
く地元も行かなきゃ、と言う気に。風邪も引いてるし、無理のない銭湯めぐり。
この市川湯は千葉県で一番西の銭湯なのかな。東京都との境となる江戸川近く
の銭湯。
フロントの旦那さんに押してもらったスタンプはまだ2つめ。しかし千葉県内
の銭湯でスタンプを押してもらえるのが新鮮で嬉しい。
脱衣室で荷物と服をロッカーに突っ込む。体重計はKeihoku。
浴室へ。ここは珍しくかけ湯があるんだよねえ。薄緑色台形座椅子とケロリン
桶を持ってカランへ。
ペンキ絵はなし。浴槽、右側深湯は軽い床バブル。中央から左にかけての浅湯
は座風呂2人分と左隅にでんき風呂。あ、寝風呂もあるな。
サウナは100円、リーズナブルだったから利用しても良かったかな。しかしその
一方、風邪引いてるので水風呂も遠慮しておく。
湯上がりはメグミルクフルーツ牛乳100円。あと2週間でスタンプラリー何軒行
けるかなあ。
市川湯(市川市市川南3-1920-16)2019/04/28廃業前訪問
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フォトアルバム
千葉県も再び銭湯廃業に勢いがついちゃってるなあ、浦安の末広湯に続いて、
市川駅南口の市川湯が4月28日をもって廃業。
宮作りではないが、東京に隣接する千葉県のベッドタウン銭湯。周囲は高層マ
ンションだらけ。工事予告の掲示板が左手に、そして玄関を入ると廃業告知の貼
り紙。設備老朽化が理由。
フロントの女将さんに湯銭430円、千葉県銭湯は久しぶり(地元で入らなくなっ
てしまったなあ)。
脱衣室、天井が男女に渡ってM字型って面白い。体重計はKeihoku のアナログ。
勝手口が開いていて、隣のアパートから丸見え(苦笑)。
浴室、かけ湯がある銭湯は貴重です。湯道具はケロリン桶と青緑色台形座椅子。
島カランは1列、カラン数は右側女湯側から6・6・6・3。
ペンキ絵はなく、白いタイルで覆われています。浴槽は、左側浅湯、右側深湯
(立てるかな、と言うくらい深い)。スチームサウナは有料、水風呂あり。
湯上がりは待ち合いスペースで雪印フルーツ。たまに来られるとおぼしきお客
が廃業日を聞いている。来週日曜かあ。