宝泉湯（台東区根岸3-14-14）

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　祝、台東区銭湯全軒制覇！と言うことで入谷の宝泉湯へ。実はこの近くに親戚
の墓地があり、墓参りの途中にあり昔から知ってるんですよね。だから改築前の
宮造りの頃の宝泉湯も知ってるんだけど、銭湯めぐりを始めたちょうどその頃に
今のようなマンション銭湯に建て替えたんだよなあ、ちょっと惜しい。そんな銭
湯だからこそ、最後まで残しておいた感じ。
　日比谷線入谷駅もこの銭湯に近い出口ができて（それまでは昭和通りの信号を
渡る必要があった）、徒歩３分くらいに近くなった。完全ガラス張りの入口、３
階建てのマンション。
　カウンターの女将さんに入浴券とスタンプ帳を。銭湯お遍路中と言うことで寒
い中ありがとうございます、と声をかけて下さり、思わず僕もこれで台東区銭湯
全軒制覇しました、と応える(^o^)／
　そんな気分の良い中、脱衣室へ。清潔感のあるきれいなフローリング、床が濡
れていたらお客が自らモップ掛けしてます。
　浴室へ。あら、段差があって階段を３段ほど降ります、お年寄りにはやっかい
かも。湯道具はケロリン桶とピンク色の台形座椅子。
　島カランが長いな、１列だけど８機もある。カラン数は左側女湯側から５・
８・８・７。先客が４人いると結構繁盛してるような気がする。
　浴槽は１槽にくっついてますね。右端にでんき風呂、中央左寄りに床バブル、
左側に座風呂と人間洗濯機が１人分ずつ。湯温は42-43度くらい。冬は銭湯とし
ては平均的な湯温でも結構熱く感じるなあ。しかしその左隣にあるガラス部屋の
ミスト薬風呂が見事にぬるく、38-39度くらいしかない。それにしても、ミスト
風呂と言えばフィトンチッドやラドン温泉が相場なのに、漢方薬湯（じっこう）
と言うのは珍しい。ビル銭湯なので天井は低く、ペンキ絵はなし、チップタイル
絵でミケランジェロ風裸婦の絵。あと手前右手に水風呂、冷たかった、18度くら
い？つまり有料サウナもある訳ですが。なんか今日は台東区終了と言うことで気
分が良い、JR東北のＣＭの木村文乃ちゃんみたいに湯船で鼻歌歌いたい気分
（笑）。
　湯上がりは待ち合いスペースでトロピカーナグレープ120円、残念ながらビン
入り乳飲料はありません。カウンターは女子高生の娘さんに交替。さてこれから
浅草へ。