久松温泉（大田区池上3-31-16）

久松温泉フォトアルバム
亀の湯フォトアルバム


　五反田勤務最終日の銭湯めぐり。これでしばらく南東京の銭湯めぐりは遠ざか
りそう。品川区が制覇出来たので大田区へ。西馬込から亀の湯（上池台3-46-9）
を狙う。いきなり駅から反対方向に歩いてしまった、ただでさえ激しい上り下り
があったのに（泣）。戻って第二京浜の反対側へ。こちらも激しい上り下り。新
幹線と横須賀線を眼下にした橋を渡る。しかし更に亀の湯にたどり着くのに時間
がかかる。そして見つけるとすでに廃業、解体工事予告の貼り紙。ここまでは
「解体前にたどり着いたぜ！」と強気でいた。しかし次の目標、明神湯（南雪谷
5-14-7）で完全に道に迷う（どうやら“東雪谷”で探していたようだ）。あきら
めて駅に向かうもなぜか先ほどの亀の湯に戻る。怖くなってバスを見つけて飛び
乗る。池上に行くのか、それなら池上駅前の久松温泉だ。池上は名湯が多く、
入っていそうでまだ未訪だった銭湯。建物はマンション銭湯、コミカ風呂と、や
める可能性は大変低いので後回しにしていたが、会社帰りに池上までなかなか来
ないから、駅前で許してもらおう。
　フロントの女将さんが面白いキャラクター。板の間泥棒が出るので貴重品は預
けませんか、ということを力説して長話になる。もうすぐ新しいスタンプ帳？都
の浴場組合からか、それとも大田区の浴場組合からか。普通の銭湯より熱めと
も。
　脱衣室、マンション銭湯ながらかなり年季の入った室内。銭湯というより人里
離れた湯治場みたいな雰囲気。
　さて浴室へ。湯道具はクリーム色洗面器と台形座椅子。右手に横並びカラン、
左手奥に浴槽。カラン数は手前から３・４・４・４・４・３。コミカ風呂という
ことでペンキ絵なし。天井は手前が少し高い。
　ということで浴槽。先ず左手前に四半円形浴槽と円形ジャグジー。いずれも44
度くらい。
　さて奥には黒湯です。こりゃ濃い！5cmくらいで見えなくなるぞ！しかも熱
い！左手浅湯で45度、右手深湯は48度行ってる！一回目のチャレンジでは失敗、
二回目でようやく肩まで浸かれた激熱銭湯！さすが池上！激熱黒湯銭湯なら北の
六龍、南の久松、って感じ。
　更に、無料スチームサウナと、浴槽は残念ながらないけれど、露天の休憩ス
ペース。熱湯で気合いを入れたら露天で涼むのが気持ちいい。
　湯上がりはフロント前休憩スペースで明治フルーツ牛乳130円。歩き疲れた疲
れは取れたけど、それでもこれから船橋まで帰るのは大変。まあ蒲田からの京浜
東北線は座れたけど、やっぱり総武線各駅停車は激混み。