松の湯（渋谷区広尾５−１０−３）

初めて一番湯に入りました（感動）。

　今日行ったのは広尾の松の湯（渋谷区広尾5-10）、広尾って何気に
駅から３分圏内に２軒も銭湯もあるんですね、すごい。もう一方の広
尾湯は後に取っておいて、松の湯です。マンション銭湯、でも金属製
の煙突は確かに銭湯の証。南の方角には高層マンションがあり、都心
の一等地であることを感じるも、広尾駅前の商店街は個人商店が多く、
実は暮らし易そうなエリアですね。
　到着は開店１５分前(14:45)、お茶するには短いな、商店街を１周
してまだ５分あったので、目の前の公園で一休み、タイミングを見計
らって入口前へ。ご婦人は３人ほどいましたが、男子はどうやらオイ
ラだけの様子。実は開店前の銭湯に並ぶのって初めて、照れ臭さがあっ
たんだけど、後の予定もあったので少しでも早く入浴しよう、と言う
思いで。３時を５分過ぎて、シャッターが開いたので、先ほどのご婦
人の後ろをついて入口を入ります。実にコンパクトな銭湯、左右に下
駄箱があり、すぐ目の前がカウンター、料金を払って押し扉を開けて
脱衣室。脱衣室にも浴室にもまだ誰もいない、本当にオイラが今日最
初のお客なんだなあ（感慨）。脱衣室もまたコンパクト、六畳一間の
オイラの部屋、ほどではないですが（爆）、家庭的な雰囲気さえ感じ
るこじんまりさ。大荷物と脱衣を別のロッカーに入れていざ浴室へ。
　一番湯ってことは、浴室に散らかった桶や椅子が一つもない、と言
うこと。と言うことで、入口横に詰まれた中から１つずつ桶と座椅子
を取るいつもの儀式もなんか新鮮に思えてきます。桶は底には何も文
字が入っていないのですが、はちまき状に赤線が入っているのが特徴。
座椅子は緑系クリーム色の丸い座椅子。もうこうなったら上座に座る
しかないな（笑）、と言うことで、島カランの上座へ。カラン数は外
壁側は６つで、島カラン（１列）と女湯側壁側は５個ずつ。とりあえ
ず下湯を浴びますが、カランの湯、メッチャぬるいです。一番客だか
らぬるいのかな、身体洗った後もずっとぬるかったですが。
　さて一番風呂に入るぞー、浴槽はごく一般的な２槽形式。浅湯は床
バブル、深湯は座風呂になってます。おぅ、さすが一番風呂、ピリッ
と熱かったです。大きい浴槽の湯に一番最初に入れた幸せは何物にも
代え難いですねぇ。今後で銭湯巡りで癖になるかも（笑）。湯に浸かっ
ている間に２番客が入ってきます。多分、常連客にとって一番湯をよ
そ者に入られるなんて気分いいことではないだろうなあ（今まで一番
湯にチャレンジしなかった理由の一つですが）。でもまあ、恐縮し過
ぎてボディソープとシャンプーを間違えてはいけないぞ＞オレ（笑）。
壁絵はタイル絵で、夕暮れ時の東京ベイエリア（？だと思う）。
　湯上りは、脱衣室にポカリスエットの自販機がありましたが、後の
予定があるのでそのまま出てきました。湯に浸かった後は、ジャンパー
着てるとちょっと暑いくらい、もう春が近いんですね。