瑞江・春江湯（江戸川区春江町３−３６−２９）

　今日は江戸川区春江町3-36-29の春江湯へ行ってきました。休日出勤の帰りに
ラン帰宅に挑戦（千代田区九段下から）しましたが、江戸川を超える前に挫折、
江戸川区の銭湯で汗を流すことに。しかし初めてのコースを走るといろいろ発見
があってよかったです。いつも電車で移動するエリアを地上ランで通過するのは
それだけでも新鮮。そして通りに面した銭湯との出会い，墨田区の末広湯（緑
1-5-11）や松の湯（緑3-4-6）はなかなかの派風造り。江東区の富山湯（亀戸
6-49-14）は暖簾にいろいろ文言が書かれていてユニーク。そして江戸川区、
椎橋湯（東小松川1-12-34）の建物は一体？イスラム系寺院を銭湯に改修したの
か？と思わせるユニークな外観。交通の便がメチャ悪い場所ですが（バスを使わ
ないと無理）、これは行く価値ありだなあ。さらにこんなところにも開発の波，
広い空き地の中に高層マンション，自然と人口が隣り合っている不思議と言うか
不気味な空間が目の前に広がります。
　と言うわけで春江湯。なかなか見事な千鳥破風の面構え。カウンターの旦那さ
んに湯銭を払い、脱衣室へ。さすがにカウンター改修銭湯なので狭めですが、縁
側がいい感じです。古い木製のリクライニングチェアとかオシャレだなー。明治
スカットのホーロー広告のついたベンチもあります、現役は引退してますが。
ロッカーは横長です、と行っても容量が大きいわけではないので２段使いまし
た。脱衣籠もありましたが、その時間は使ってる人はいませんでした。
　浴室へ。湯道具はケロリン桶と水色台形座椅子。やや小振りな銭湯、島カラン
は１列。カラン数は５・４・４・５。壁絵は早川師ですね、平成十五年五月十三
日　北海道　流星の滝　早川、とあります。先日休業した鬼越・栄浴場も流星の
滝がモチーフでしたが、北海道の風景でしたか。そしてなんと、入口の上の壁に
は巨大な富士山！奥側手前側の両壁にペンキ絵がある銭湯は多分初めて。これも
かなり観る価値あり、ですよ。それ以外にも、洋画風の美人画タイル絵が女湯側
カラン上に、浴槽側のペンキ絵下にも同じタッチで帆船のタイル絵。
　浴槽は２槽式。湯温は４２度くらい。米ぬか入浴剤のいい香りにラン疲れが癒
されます。
　湯上りは牛乳系がなかったのでビンゴボンゴ１５０円。まぁファンタ系のもっ
と味の濃いバージョンと言ったところ。テレビでは戦国自衛隊の映画が流れてま
したが、家に帰ったら中越地震が大変なことになってるじゃないですか、ビック
リです（被災お見舞い申し上げます）。帰りは新宿線瑞江駅まで徒歩。