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前回訪問時は７時に閉店してしまい、入浴できなかった、と報告した堀切菖蒲
園の福喜湯へ。まだ５時前、これなら大丈夫だろう（笑）。堀切菖蒲園と言え
ば、６月は菖蒲まつりやってるんだよなあ。今日はやめとく、時間があったら来
よう。
さて福喜湯、ちゃんとのれんがかかってます。中へ。あら、番台は誰もいませ
ん。皆さんとりあえずお金を置いて勝手に入浴している様子。
島ロッカーを使って脱衣していると、釜場からご主人が。お釣りをいただき、
スタンプ帳にスタンプを押してもらいました。「見ない顔だねえ」って、お遍路
スタンプ帳を出した時点で一見客と分かって欲しい（苦笑）。時間的にも先客は
ほぼ一番湯客でしょう。それにしても、さすが７時で閉まる銭湯だけのことはあ
る、かなりのボロ銭オーラ。左側壁際ロッカーの上は埃だらけ、手前の庭は雑草
がぼうぼう、手入れが行き届いていません。何しろご主人は頻繁に釜場と番台を
行ったり来たり。これでご主人お１人で銭湯を切り盛りしているのは明らか。そ
れでも頑張って湯を沸かしているのは、やはり地元常連客からの説得あってのも
のでしょう。
浴室へ。湯道具はケロリン桶と門型灰色座椅子。島カランは２列、シャワーな
し。カラン数は左側外壁側から６・７・７・７・７・９。とはいえ、ご主人によ
れば真ん中より左側のカランは使用できませんとのこと。先客は皆一番右のシャ
ワー付きか右側島カランに座っています。
ペンキ絵は早川さん、女湯にまたがる富士山、サインには「伊豆海岸 平成十
二年七月三十一日 早川」とあります。お得意の波しぶきはあるものの、手間の
かかる森の部分がとても小さく、やや手抜き感を感じる作品（汗）。てか、13年
前の作品にしては大変保存状態が良いです。
浴槽は２槽、右側深湯、左側浅湯ともに無設備。湯温は42度くらい、と言う
か、下の方がぬるい、まあ一番湯なのでまだ深湯には誰も来ていない様子。それ
にしても、釜場（と言うか、自宅部屋？）の扉が開けっ放しで中が丸見えなのが
おおらか過ぎる（笑）。右側女湯側カラン上にはチップタイル絵。
湯上がり、当然こんな店ではお風呂ドリンクでは商売できないのでしょう。と
言うことで、常連客よりお先に上がる。なんか一番湯の常連客が帰ったら次の客
が続いて来るのか心配な銭湯。ラジオで久保田祐佳アナの声を聞くのは初めてだ
な＞NHKラジオ