福美湯(横浜市港北区菊名6−13−43)


<2004.08.21(Sat)>
 今日は横浜市港北区菊名6-13-43の福美湯へ行ってきました。横浜アリーナ
でのイベント帰り。4時間半におよぶビッグイベントだったので何だかんだ
言って疲れた、気合入れて駅から遠い銭湯巡りはご勘弁、菊名駅側の銭湯を
選びました。
 菊名駅から綱島街道沿いに3分くらい、行ってみると現代風ビル銭湯。今
日はここで疲れを癒そう。ちょっと奥まったところですが、正面に来るとか
なり大きな電光看板で繁盛していそうな雰囲気。玄関を入ると、待合スペー
スが広々としていて良いですね。中央にテーブルがあるのですが、テーブル
の下がヴァーチャル水槽になってます。入浴料金400円を払って脱衣室へ。
 脱衣室、ちょっと狭い感じがします、脱衣ロッカーで喫煙コーナーの一角
を分けているためです。でもこの喫煙コーナー、庭を潰してるんだよねえ、
それはちょっともったいないような気がするのだが。天井は結構高いです、
手前側の壁に大きな凧が飾られています。その脱衣ロッカー、「複数のロッ
カーを使用しないで下さい。どうしても必要な場合は一番下の段を使って下
さい」と言う注意書き。今日は幸いそれほど大荷物ではないので1個で済ま
せられました(笑)。
 さて浴室。島カランが1列と外壁側と奥にもちょっと。湯道具はケロリン
桶と白のプラスチック座椅子。結構カランの湯が熱かったな。
 印象に残るのは壁絵、チップタイル絵で洋風の山脈の絵。それだけだと珍
しくなさそうに思えますが、これがデカイ!だって山の頂上が高窓に届くほ
どですよ!この大きさは鑑賞する価値ありです。
 で、浴槽ですが、実は奥壁側にはくっついていません(笑)。なぜか奥壁
のちょっと手前に右からU字型に伸びた浴槽と右側女湯側壁側に並んでます。
そしてかなりのバリエーション。まずそのU字型の伸びた浴槽からですが、
これが半分に分かれてます、これじゃ狭くて縦にしか入れない(苦笑)、そ
れはともかく、奥側の人口炭酸槽と言うのが初耳。普通は湯に気泡が混じっ
てない方が柔らかい湯、とされるわけですが、これは逆にぬるめの湯(38
度くらい)に炭酸の気泡を混ぜており、その気泡の肌の刺激で身体を温めよ
う、と言う仕組。これはこれで入ってみるとなかなか気持ち良かったです。
その手前、U字型のもう半分は(一部が)電気浴。さて壁際に右に進んでい
くと、先ず寝風呂2人分、続いて座風呂2人分。その隣が薬湯。今日は土曜
日だけのレモン風呂。ふんだんにレモンの実を浮かべており(ネットに入っ
てはいますが)、なかなか贅沢なレモン風呂です。レモン湯はちょっとぬる
めでした(ここも40度切ってます、寝風呂、座風呂は41度くらいはあり
そうでしたが)。
 浴槽はこれで終りではありません。ウフフ、露天風呂があります!(岩風
呂ですよ!)しかも露天エリアにもカランがあったりして(3機)、ああこっ
ち使えばよかったなあ。露天を出たら、水風呂にバシャン。水風呂があると
言うことはもちろんサウナ付き(有料)です。水風呂はかなり広いです、し
かも過激な冷たさではないので(18〜19度くらい?)、長く浸かってい
られます。
 2週目の炭酸湯に浸かっていたとき、手拭いのことを尋ねられました。オ
イラときどきタオルを忘れるとリュックに常備のかまわぬ製手拭いを使うの
ですが、そのオジサンにえらくデザインが気に入られたようで、店の場所と
かを聞かれました。まぁ銭湯巡りなんて物を趣味にしてると、湯道具にこだ
わりはじめて(と言っても石鹸シャンプーは一般的な旅行セットを使ってま
すが)、それがコミュニケーションのきっかけにもなりますね。ちなみにこ
の「かまわぬ」、かつてファンだった(と過去形で言うと、とある人に怒ら
れるかな?笑)某女優さん(って、別に隠す必要はなくて、本上まなみさん
なんですが)がエッセイで盛んに宣伝してたのでときどき買物に行くように
なり、今ではどのカバンやリュックにも1枚ずつかまわぬの手拭いが常備さ
れている状態。
 湯上り、待合スペースでカルシウム牛乳、110円。脱衣室にもペットボ
トルの自販機ならあります。ありゃ〜、菊名で11時過ぎちゃったか、こりゃ
午前様だな。高円寺に戻ると、もうすっかり街は“高円寺阿波踊りモード”
な設備や装飾に。と言うことで、このメールも深夜4時となってしまいまし
た_o_