両国・江戸遊（墨田区亀沢１−５−８）

　お茶の水の銭湯料金の江戸遊は何度か訪問しているが、今日は両国の本店へ
（墨田区亀沢1-5-8）。両国駅から徒歩７〜８分。いわゆるビル型都市温泉です
が、一応面構えは唐破風になってます。入口でスタッフに２分くらい説明を聞く
（笑）。なるほど、２３００円の料金に岩盤浴も含まれると。タオルと室内着を
受け取って（料金は後払い）、２階の男子脱衣室へ。２階は脱衣室、浴室の他、
休憩ルーム（簡易宿泊ルーム）も。脱衣ロッカーは当然ながら縦長。
　さて浴室、入口左手のかけ湯を浴び、右手のカランへ。おっと、座椅子と桶が
木製だ、これはポイント高いぞ！泡ボディソープは最初泡立ちが悪くて気分悪
かったが、普通のボディソープもあってそちらを利用することに。
　さて浴槽、奥の浴槽の裏にはチップタイル絵で浮世絵風の富士山。ペンキ絵は
無理としても、こういう都市型温泉に壁絵、と言う発想がなかなかないので、富
士山の壁絵があるだけでも貴重。右手が檜湯（と言っても縁だけで、全体的には
石製）、３８度くらいの超ぬる湯。左に寝湯２人分。左側はお茶の水の方でもご
存知、二俣温泉の湯、こちらは高温で４３度くらい。例の原石の濾過器から湯が
滝のように落ちてきます。
　浴槽はそんなものでお値段の割には意外と少ないかな。あとはサウナが黄土サ
ウナ（左手奥、ぬるめで７０度くらい）とフィンランドサウナ（左手前、高温で
９０〜１００度くらい）の２つ。よいさましのサラリーマンと思しき集団がテレ
ビ見てます。なぜか水風呂は浴室中央に鎮座しています、１８度くらいかな。ア
カスリ部屋もありましたが、自分の入浴中は利用者はいないようでした。
　湯上り、脱衣室内の自販機で明治フルーツ牛乳１６０円。つい最近１５０円か
ら値上げしたばかりのようです。
　さていったん着衣して（室内着）、３階で岩盤浴セットを受け取り、２階に
戻ってそれに着替えて今度は５階へ。岩盤浴、静かで落ち着いた雰囲気（灯りも
落しめ）の部屋に石畳の寝床。その上にタオルを敷いて横になるようです。気温
は４０度くらいあるんでしょうか、石ベッドに横たわっているとジンワリと汗
が。ぶっちゃけ、真夏日にクーラー入れてない寝室と変わらない環境ですが
（笑）、落ち着いた雰囲気と湯上りのさっぱり感とで、まぁ１０分くらいならむ
しろ快適、と言うのが不思議。
　２階に戻って室内着に再度着替え、３階の食堂（両国茶房）で食事。やはりお
値段がちょっと高級（地鶏親子丼が８００円）ですが、まぁ美味しかったのでよ
いか。
　全体的感想。非常に落ち着いてますね、と言うかハッキリ言って閑散。やはり
都市温泉ブームはピークを過ぎたんだなあ、と実感。今後の経営が心配なとこ
ろ、だが今がリッチの温泉施設を独り占めして楽しむにはちょうどいい時期なの
かも知れません。