葛西・宝来湯（江戸川区江戸川６−１２−１６）

　今日は頭痛がするので、早めにまっすぐ帰ろう、と思っていたのに、また立寄
り銭湯（汗）。東西線を葛西駅で途中下車、小岩駅雪バスにノリ古川親水公園下
車、１分も歩かずに宝来湯（江戸川区江戸川6-12-16）へ。これはシブい！地方
銭湯みたいな小ぶりの古い銭湯。灯りもほの暗いです。玄関も小さいなあ、男湯
脱衣室の入口を開け、番台の旦那さんに入浴券とスタンプ帳を。番台が低すぎて
女湯側が丸見え(^o^)（ちなみに玄関側からの目隠しもない様子）。なんか久々
に蚊取り線香の匂いというものを嗅いだなあ、てか旦那さん自身が番台で一服、
他のお客もみんな吸うみたいです。缶ビールを飲んでいい気分のオヤッサン客２
名が旦那さんと談笑中、地元感出まくりの銭湯です。脱衣室もかなり狭いです。
１２個ほどのロッカーはありますが、常連の皆さんはみな脱衣籠を使ってます。
僕は例によって大荷物なのでロッカーを使わせて頂く。なんと、脱衣室の鏡の下
にペンキ絵があります、「上野」と地名だけ入ってますが、浴室ペンキ絵と同じ
早川師だろうか。浴室入口上の「盗難御注意」の看板が見事に年期入ってます。
　浴室へ。湯道具はケロリン桶と水色台形座椅子。こりゃ小型銭湯だ、カランは
右側女湯側からなんと６・２・２の１０個だけ！島カランの列あたり２個もスゴ
いし、左側外壁側にはカランないし。浴槽も１槽しかありません、中央に２人分
の座風呂になってますが基本手すりで分たれているだけで一続き。湯温は４２度
くらい。ペンキ絵は早川師、サインは「平成十八年八月二十九日　西伊豆　早
川」とあります。波しぶきが激しい早川師の十八番の構図ですね。おっと、女湯
側に見えるは銀河の滝だろうか？女湯側カラン上のタイル絵も３つあり、どれも
素晴らしい。やはり鈴栄堂かな。小型銭湯にもかかわらず装飾品に気合い入って
ますね。
　湯上りは森永カルダス１２０円。冷蔵庫も家庭用冷蔵庫だ！（笑、ガラス戸
じゃないので開けないと何が入ってるか分からない）トイレが離れになってま
す、まさに厠。と言うわけで、葛西に地方銭湯あり！時計がまた時報になると鳥
が歌いだすと言う銭湯らしくないのがウケます。ステキな銭湯でした。帰りはバ
スで小岩駅に出てＪＲで帰宅。