新生湯（品川区旗の台４−５−１８）

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　これで品川区は全軒制覇かな、荏原町（東急大井町線）の新生湯へ。先日の中
延記念湯訪問時にも前を通った。まあそれ以前に、立替前ではあるが中延在住時
代に何度かお邪魔したことのある銭湯、あの頃は新生湯の帰りにその手前の韓国
料理屋でカルビクッパを食べるのがゴールデンコースだった(^_^)
　江戸湯屋風に回想されたニュー銭湯。中に入り、券売機で入浴券を買い、フロ
ント（なんか小さいですね）のお姉さん（学生さん？女将さんにはちょっと若過
ぎる（笑））に入浴券とスタンプ帳を。
　中へ。コンパクトにまとまってはいるがニュー銭湯らしく清潔感いっぱいな脱
衣室。しかし上を見上げると立派な折上げ格天井。縦長ロッカーでも中間に物置
スペースがあるって便利。
　浴室へ。湯道具は大理石模様の洗面器（入口積上げ）とクリーム色高座椅子
（カラン備え付け）。島カランは１列、左手外側は浴槽のためカランなし。カラ
ン数は右側女湯側から７・６・６。カランはロケット型の押し込み式蛇口。まだ
一番湯のお客が残る時間帯で（土曜日は１５時開店、15:40頃入浴）、かなり混
んでます、先客は１０人近くいたような。特にここは多設備銭湯だから、土曜日
なんか皆さん長湯しそう。
　ペンキ絵は早川さんの作品が残ってます、「音止めの滝」とサインにはありま
す。女湯側はなんかペンキ絵はやめちゃったみたい。
　先程述べた通り、ここは浴槽設備がすごい。先ずは奥の浴槽、右手は段差が深
くなり、座風呂とヒップアップバス（お城から斜め上に向けたジェットバス）、
左手は段差が浅くなり、線上の床バブル。で、その手前に人気浴槽、円形浴槽の
炭酸泉。それほど大きくない浴槽なのに、低温槽と来てるからメチャクチャ混ん
でる。定員２名くらいのところに５人は行ってます（笑）。更に左手手前に歩行
浴槽、なんか湯がぬるいせいか、ここはあまり人気がないようです。更に手前に
はサウナ（２５０円）と水風呂。
　ここは注意書きが面白いですね、いや別に経営者の怒り爆発モードなんかでは
なく、視点がユニーク。「自身が来た時は身の安全を第一に、落ち着いて行動し
て下さい」なんて注意を銭湯で見るのは初めて。子どもの嘔吐に注意？逆にファ
ミリーの利用者が多いことの証左でもありますね。
　さて左手真ん中辺には、露天風呂＆洞窟風呂への入口。入って右手に露天風
呂、設備は床バブルと右手奥にでんき風呂。更に、浴槽続きで奥へと続く。ドー
ム状の密閉空間？になっていて、サウナ的効果のある洞窟風呂が。なんか一般銭
湯で洞窟風呂ってコスト的にちゃんと回収できてるのかなあ？とか思ってしまい
ますが、更にお客が増えて１５人くらいになった様子を見るに、心配は必要なさ
そう。
　湯上がりは待ち合いスペースで命じフルーツ牛乳１１０円。
　荏原商店街を通って大井町線荏原町駅へと戻る。２０年前の中延在住時代から
変わってしまったお店も沢山あるけれど、当時と変わらない店もあったりして、
なつかしい商店街。

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