第二桜湯（渋谷区神宮前６丁目）

豪雨が通り過ぎたら、季節はすっかり秋、と言う感じでしょうか。

　さて今日は原宿のど真ん中（って、いくらなんでも竹下通りでは
ありませんけど^^;;）ラフォーレ原宿と交差点の反対側にある第二
桜湯に行ってきました。こんなオシャレな街にも昔ながらの銭湯が。
東京もまだまだ奥が深い。

　で、立派な瓦屋根の立派な銭湯の、昔ながらの番台に座っていた
のが、いかにも原宿っ子な、爪を濃い青に染めたギャルが座ってい
たのに度肝:-)みんな裸になるの恥ずかしくないか？（わらい）内装
は木製の天井、高いところの窓ガラスには鶴や富士山の絵が描かれ
たいい趣味の銭湯なんですが。入浴中にお父さんに交替してました。

　更にブッたまげたのが壁絵。日本国土の絵に日の丸の旗が！あま
りに斬新な壁絵に苦笑してしまいました。やっぱり右翼の方御用達
の銭湯？（わらい）女湯の方は壁の上から見える限りでは一般的な
山と湖の風景画のようでしたが。広々とした浴室は、しかし真ん中
のカランはシャワーはなかったですが、身体と頭を洗ってかなりぬ
るめの浴槽に浸かってサッパリしました。

　飲み物の種類は殆どなかったので、とりあえずファイブミニを飲
みました。帰りはラーメンでも食べたい気分でしたが、表参道にラー
メン屋さんなんてありませんでした（高級中華料理屋は違うしなー）。

<2002.09.28(Sat)>

　と言うことで、９月３０日廃業予定の原宿の第二桜湯へ行ってきました。
原宿と言うことで、久々にショッピング。:-) やっぱりオシャレな雰囲気
を楽しんだ後に行った方がタイムスリップを楽しめますから（ホントか？）。
　外には廃業予告の貼り紙などはありませんが、中に入ると確かに９月３０
日廃業を予告する貼り紙が。なお、第二桜湯は月曜定休ですが、９月３０日
は営業するそうです。
　それにしても、若者の街の中のオアシスのようなこの銭湯がなくなるのは
本当に惜しい限り、有名な日本地図の男湯の壁絵（タイル絵）は、考えてみ
れば明治神宮のお膝元、由緒あるものなのかも。廃業の貼り紙にはご店主の
本名が書かれています、何とも礼儀正しいといいますか。
　あと、浴室入口上の擦りガラスの鶴の絵も見逃しがちですが素晴らしいも
のですね。池はありませんが立派な庭もあり、落ちついた雰囲気。時間があっ
たら長居をしたかったな。