第二栗の湯(大田区鵜の木2-46-1)

　新蒲田の秀の湯(大田区新蒲田3-26-1)の廃業ニュース、正式廃業は今月末だが、
すでにだいぶ前から休業中だったようだ。未訪問だっただけになおさら残念。蒲
田から矢口渡まで歩いて店舗を見学、宮造りではないですが、屋根付き駐車場の
ある立派な銭湯、この街の誇りを感じさせる堂々としたたたずまいでした。まさ
か、対面の床屋も廃業の貼り紙(T_T)。
　と言うことで、気持ちを切り替えて、鵜の木の第二栗の湯へ。ここはここで、
台風19号による多摩川洪水の被害がないか心配されるエリアではあるが、特に報
道はないので大丈夫だろう。
　特に町に問題はなかったが、多摩川土手はすぐそばなので昇ってみる。まだや
はり、河川敷には泥水が残り、川の水もかなり濁っている｡土手の上はランナーが
元気に快走中、一方ペットの散歩はほとんどいないのが気になる。
　さて第二栗の湯、マンション銭湯です。ファサードだけ、破風造りに。
　中へ、フロントの女将さんに湯銭とスタンプ帳２冊。
　脱衣室、特に狭い訳ではないですが、一番湯を上がった常連さんで混んでる感
じ。浴室入口の上にはなかなかすばらしいステンドグラス。
　浴室へ。湯道具は「銭湯」と書かれた黄色プラスチック桶、こんなの見たこと
ない！よく見ると薄い文字で「第二栗の湯」の屋号も。控えめなのか、年月で文
字が霞んだのか？
　島カランは1.5列(左側島カランの左側なし)、カラン数は右側女湯側から5・5・
5・5・6。備え付けボディソープとシャンプーはありますが、混みあってくると遠
慮せざるを得ない。
　天井は真っ平ら、ビル銭湯ですからね。ペンキ絵もなし、コミカ風呂風の立体
彫刻が菱形状に。あ、一枚毎には貴婦人の絵柄の入ったタイルも。
　浴槽は３槽。右側深湯は座風呂３人分。真ん中浅湯は床バブルと、左寄りにで
んき風呂。一番左側、白濁湯は硫黄泉！しかも45度ある熱湯なので、独占状態！
これは素晴らしい！サウナありますが、水風呂はない様子。
　湯上がりのお風呂ドリンクは小銭切れ味でパス(苦笑、明治系ビン入り乳飲料あ
りました)。帰りは多摩川回り、目蒲線から都営三田線経由で。