第一富士の湯（葛飾区堀切2-56-13）

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　堀切菖蒲園の帰りにひとっ風呂。この付近は銭湯がたくさん残っているのに未
踏の店がたくさん残っている。ハシゴするつもりはないけど外観だけ見て回ろ
う。先ず富士の湯（葛飾区堀切4-58-26）、千鳥破風の瓦屋根は残っているけど
モダンな面構えに改装済み。次に福喜湯（葛飾区堀切5-11-5）、商店街のような
住宅街のような典型的下町。猫会議もあったりする良い街だが、道が鉄道と平行
でなく分かりずらい。ちょっとグルグル回ったかも。その分素晴らしい千鳥破風
と懸魚のカッコイイファサードの銭湯に出会えた。再び菖蒲園のある京成線南
側、第一富士の湯へ。
　ここも商店街の見通しの悪い立地だが、しかしだからこそ立派な瓦屋根銭湯。
こういう銭湯がたくさん残っている堀切エリア素晴らしい！
　中へ。番台の旦那さんに湯銭とスタンプ帳２冊を。先ず目に入ったのが見事な
折り上げ格天井！脱衣室は島ロッカーがないため（休憩用テーブルと長椅子があ
るのみ）広々としてるなあ。庭も池に水を張ってませんがなかなか広いのがあり
ます。他には壁掛け扇風機、女湯との間に招き猫、など。
　浴室へ。湯道具は「富士の湯」屋号入り（これ、お花茶屋の第四富士の湯でも
同じの見かけたな。この付近は「富士の湯」屋号が多いです、みんな親類関係な
のか？）入った時は空いていてまもなく独占状態になりましたが、しばらくして
お客がかなり来て（５人確認）、そこそこ繁盛しているようでした。
　島カランは１列、カラン数は右側外壁側から５・６・６・７。
　ペンキ絵はなんと早川さんの作品がまだとても良い状態で残っています。サイ
ンは「平成十七年十月十三日 伊豆海岸 早川」。左側女湯側カラン上にはチップ
タイル絵、赤い橋がモチーフのようですが。
　浴槽は２槽。左側は背中バブル２人分、右側はジャグジー風に激しい床バブ
ル。湯温は割とぬるめ、41度くらいかな。
　湯上がり、ビン入り乳飲料はありませんでしたが、ちょっと湯当たりっぽい状
態だったのでペプシコーラ100円を頂いて休憩、銭湯でペプシって結構珍しいの
では？
　と言うことで後は京成線に乗ってまっすぐ帰宅。