クアパレス藤の湯（中野区上高田１−８）

富士登山競走の日焼けでヒリヒリ土方焼け（爆）、そうは言っても
この暑さ、風呂屋へ行って汗を流さん訳には行かんでしょう。

　と言うわけで今日訪問したのは中野区上高田1-8のクアパレス藤の
湯。東西線落合駅から徒歩７分くらい（といってもそこは住宅地、
道に迷って１５分はかかったな（苦笑））。高台、と言うか、道が
低いのか、見上げるような感じに表れるので、なんかお城を見つけ
たような感激が（笑）。煙突は残念ながら見当たりませんが、高窓
が見え、内装は一般的な東京銭湯の様子。
　入口がすごくきれいで、建て替えたばかりなのかしら？カウンター
のオヤジさん、大変愛想がよいです。清潔感といい、挨拶といい、
スパ銭的経営努力が見られます。番台形式を改築したものなので、
脱衣室はかなり狭いですが、その代り清潔感は満点です。浴室は逆
にかなり広いです。島カランが２列あってもおかしくない広さの中、
１列だけです。桶がケロリンではなくクリーム色の洗面器（座椅子
もお揃い）なので、ホテルの大浴場のようなちょっとした贅沢感が
あります。
　ここの銭湯が面白いのは、浴槽上の本来壁絵が描かれている場所
にテレビが壁に埋め込まれているところ。私の入浴中はちょうどあ
るある大事典放送中でしたが、カランで身体を洗っている人も浴槽
で暖まっている人もみんな視線は同じ方向（笑）。
　先ほど書いた通り高窓がある極伝統的な東京銭湯ですが、ペンキ
塗り立てなのか清潔感があり、しかも明りが蛍光燈ではなく洋風の
伝統を浸かっていて、昭和モダンな雰囲気があり、大変よいです。
浴槽は左から座風呂（２人分）、背中バブル（３人分）、そして薬
湯（本日は宝寿効。脱衣室に薬湯メニューが書かれていましたが、
ここの銭湯日曜は１２時開店なんですね））。まだ白湯（４２度く
らいの極平均的な温度ですが）は思わず絶叫しそうになるほど日焼
けにしみますが、それでも首まで浸からないと入浴しに来たかいが
ない。薬湯はぬるめ（38度くらいかな）なので安心して入れます。
そしてサウナがあるとなれば、当然その手前には水風呂。日焼けが
痛い身には水風呂はなくてはならないもの（昨日、一昨日も水風呂
付銭湯を選んで通ってました）。派手な施設はありませんが、入浴
の気持ちよさを十二分に味わえるよい銭湯でした。
　湯上りは休憩スペースでビン入りフルーツ牛乳。ビールも置いて
あるようで、湯上りにここでプハァーってやる人多そう。:-) 最近
は銭湯を出るとまたムッとする暑さに汗をかき始めて悲しくなりま
すが、今日はそれほどムッとすることもなく、帰途も気持ち良く帰
れました。