松の湯（調布市布田２−２８−８）

皆さんは帰省されている頃でしょうか（って、銭湯好きってことはきっと江戸っ
子で東京が地元か？:-)）。

　と言う訳で１日だけ夏休み（苦笑）、今度の２１日で店仕舞いしてしまうと言
う調布市布田2-28-8の松の湯へ行ってきました。調布駅前の商店街になんかゲゲ
ゲの鬼太郎がいるんですけど（笑）。さて松の湯、メインの通りのちょっとオシ
ャレなエスニック料理店の横の細道を入るとあります。煙突と正面入口が一緒に
視界に飛び込んできます、二重の千鳥破風がいい。暖簾も屋号の入ったオリジナ
ルですね。
　中に入るとかなりのニュー銭湯、玄関から清潔感が溢れ出ているし、カウンタ
ーの若女将に料金を払い、脱衣室に入るとこれまた清潔感満点の脱衣室。最初、
もしかして店間違えたかなー？とちょっと焦ったくらい。がしかし、確かに廃業
アナウンスの貼り紙、創業六十年なんですか、結構歴史のある銭湯ではないです
か（昭和２０年創業？）。経営努力も手に取るように分かるし、後継者もちゃん
といるようだし、一体何が問題なのか？（と、第三者が詮索してどうなるもんで
もないですが）ちょっと脱衣室が細長なのが、やはり地方銭湯入ってる小型銭湯
っぽい。
　さて浴室、左手に浴槽、右手にカラン、という構造。湯道具はクリーム色の洗
面器と座椅子。お盆の季節だからか、まだ明るい時間ながらお年寄りパラダイス
とはならず若者や親子連れもいて繁盛してます。大体休みの日に外出、となると
１日中歩き回ってる訳で沢山汗をかいてます、つーか身体を洗ってる最中にも汗
だくだく（笑）。こういう日は明るい時間でも汗を流したくなりますね。残念な
がらそんなスーパー銭湯風の浴室なので、壁絵はありません。
　さて浴槽、奥から根風呂とジェットバブルの施設のある浴槽、施設のない部分
も広々としていて、４０度前後のぬる湯で休日の午後をだらだらと浴槽で過ごす
のが気持ちいいです。その隣、薬湯、今日は紫根の湯、青紫色の入浴剤の湯はち
ょっと熱めで４１度くらい。この湯の色に爽快感があります。そしてこんな暑い
日は水風呂！（もちろんサウナ併設）これが冷た過ぎないのが良いです、疲れた
身体に負担が少ないですからね、２０度よりは高そう。んでもって、金髪でタト
ゥーという若者がいて、そんな人がこの３つの浴槽をローテーションしてる、顔
にに合わずこの人ハマってるなー、若いのに小原庄助してるよー（笑）、と思い
ながら、オイラもつられてローテーションしちゃいましたね（自爆）。
　湯上り、まったり入ってだいぶ汗をかいたので、待合いスペースには自販機し
かなかったのですが、ヤクルト式カルピスソーダで一服。帰りは京王線、都営新
宿線直通がちょうど来ていて、終点本八幡まで爆睡(^o^)。