葛飾漢方智光湯（葛飾区高砂２−８−９）

　なんかＭＬで話題になってて、面白そうだなー、ということで、高砂駅徒歩４
分の智光湯を訪問してきました。つかささんＢＢＳに書いた通り（って、誰も読
んでないと思うけど:-)）本日１月２０日は船橋浴場組合加入の銭湯が一斉休業、
家の近所じゃお風呂に入れないな、ということで、半蔵門線と京成線を乗り継い
で高砂へ。京成線と北総開発鉄道が入る一大ターミナル駅だというのに、ちょっ
と駅を離れると一気に静かになりますねえ。高いビルも少ないし、とでも２３区
内とは思えない落ち着いた雰囲気（ようするに、そんなことに感動してるのは、
ほぼ初めて高砂駅で下車したって事ですが）。ちょうど中川と新中川とが分かれ
目になっていて、橋がなかなかカッコいいですな。ＪＲの貨物船も側を通ってお
り、なかなか独特な風景。
　さて葛飾漢方智光湯、駅から徒歩４分なのでバスに乗る必要はないでしょう。
ビル銭湯（いやだから銭湯じゃないって、ｉタウンページによれば「健康ラン
ド」）です。でも健康ランドで「薬湯」の暖簾はカッコ良過ぎです（笑）。正面
にカウンター、下駄箱は左手にあります。かなり地味な湯治系浴場ながら、カウ
ンターのお姉さん、品があって惚れました（笑）。会社帰りですから２０時を
とっくに過ぎ、税込み５２５円で入れます（通常料金が１７００円ということを
考えるととってもおトク感ですが、でも設備としては普通の銭湯とあんまり変わ
らない:-)）。フェイスタオル、バスタオル、ロッカーの鍵を受け取って男子の
脱衣室へ。
　脱衣室はまぁこじんまりとしたサラリーマン相手のサウナ施設みたいな感じで
すかね。縦長のロッカー、中にハンガーがあるタイプです。
　さて浴室、先ずはカランでさっとシャワーを浴びて左手奥の透明湯へ（１回目
はぬるいなあ、４１度くらいかな、と思いましたが、２回目は結構熱く４４度く
らいに感じられました、もしかすると薬湯の刺激で肌が敏感になったせいかもし
れませんが）。いきなり薬湯に入ってはいけません、と言うか、やはりこういう
ところは入る順番に関する能書きがウルサイです（笑、どうやらかなり歴史のあ
る湯治場らしいですね）。湯道具はプラスティックの洗面器と座椅子。
　さて身体をしっかり洗ったあと、いよいよ薬湯へ。湯治用の湯ですから、やは
りぬるめ（４０度前後）です。しかしさすがは本格派の薬湯、漢方の効きが違い
ますね。Wadyfarmさんもおっしゃってた通り、局部がヒリヒリしてきます（苦笑
）、でも個人的にはそれ以上にお尻がヒリヒリしてきたなあ。なんと言うか、辛
子のお風呂に入った感じ？湯の温度で暖まるのではなく、刺激物の力で暖まる感
じ。で、能書きには３回入れ、とあったので、３回入ることに。
　あと、サウナもあります。２人しか入れないせまいものですが。汗をかいて毒
気を抜くためのサウナで、テレビを観ながらマッタリするような空間ではありま
せん。:-)
　湯上り、ヒリヒリした身体で着衣（笑、お尻がまだ燃えてます）。２階の休憩
所は９時でオーダーストップなので行かず、カウンター前の自販機で明治コー
ヒー牛乳１１０円を頂きます。ホカホカと言うよりはヒリヒリ、と言う湯上り感
ですが、これはこれでたまにはいいかも。