恵比寿湯(神奈川県茅ヶ崎市南湖4-2-1)

　と言うことで、丹沢トレランの帰りに茅ヶ崎銭湯初チャレンジ。渋沢から厚木
乗り換えで相模線終点の茅ヶ崎へ。一駅分歩くが、迷ってらんない(笑)。茅ヶ崎
なのでかなり海に近い。サザン通りなんてのもあるし、サーファーさんとか利用
しそうなロケーション。果たして、現れたのは宮造りの立派な銭湯発見、煙突も
ちょっと無骨で良い感じ。ちなみに、南湖は「なんご」と読む様子。「湯」と書
かれた三房ののれんをくぐると恵比須様の乗った宝船のタイル絵。これは縁起の
良い銭湯だ。
　番台の大女将に湯銭470円を。だいぶ目が悪いようで、小銭の計算に時間がかか
る様子。
　脱衣室は広いです。普通荷物広いのに、さらに部屋中央に何もないのでさらに
広く感じます。上を見上げれば見事な折り上げ格天井。こりゃ完全に東京銭湯。
体重計はRainbow のアナログ、トレラン後でますます軽い。脱衣籠も現役、常連
さんがちゃんと使っています。僕は横長ロッカーを利用、これも年季入っていそ
う。
　浴室へ。湯道具はケロリン桶と水色台形座椅子、座椅子は１つ穴と３つ穴の２
種類。入口右手左手両方に積まれているのは珍しい。
　島カランは１列、シャワーなし(両壁側にはあります)カラン数は5・4・4・5。
　ペンキ絵は丸山さんの富士山、汚れがひどく、年季モノと分かります。サイン
には(西伊豆)23.5.31とあります、８年前の作品ですか。帆船が浮かんでいるのは、
やはり湘南の海を意識してる？
　さらに、ペンキ絵の下には錦鯉のタイル絵、右側女湯壁側には金太郎他４点の
タイル絵。金かかってますねえ(現金な話でスミマセン)。ただ、錦鯉には「章仙」
のサインがある一方、女湯壁側タイル絵は章仙の作品じゃないみたい。
　さて湯船。これは熱い！右側深湯が実は一番ぬるく、45度くらい。まだスッと
入れる温度。中央の浅湯は若い常連さんが水埋めしたので元の温度は分かりませ
んが、先ほどの深湯より確かに熱い、46度か。そして左側浅湯、これは47度超え
してるぞ！一瞬肩まで浸かったが、これは20秒とかは無理だ。日焼けしたサーファー
が入れる湯ではないな(苦笑)。と言うことで、茅ヶ崎のサザンビーチ近くの銭湯
は気合いの入った熱湯銭湯でした。
　湯上がりは名古屋牛乳のローヤルトップ130円。ラムネと迷った、雪印牛乳は考
慮に入れませんでした(汗)。
　せっかく茅ヶ崎まで来たのですから、海を見に行きます。5分くらい歩いたら海
辺。恵比寿湯の道の突き当たりは漁港でしたが、ちょっと左に行けば見事な砂浜。
おぉ、あれが「勝手にシンドバッド」の歌詞に出てくる烏帽子岩ですか！左手には
江ノ島も見えます。海水浴シーズンではないので、海辺で遊ぶのも地元住民のみ。
でもオシャレなビーチホテル、結構混んでます。ちょうど良い時期かも。夕陽も
きれいでした。茅ヶ崎駅に戻り、東海道線で帰途へ。