テプコ浅草館(台東区西浅草2-27-7)「下町の銭湯めぐり展」 &浅草観音温泉(台東区浅草2-7-26)


<2008.01.03()>
 4日は有休、先ずは耳鼻科に通い、そのあとで浅草に向かい、テプコ浅草館の
[下町の銭湯めぐり展」を観に。浅草に着いたら先ずは浅草寺で初詣。川崎大師
ほどではないにせよ、やはりすごい人ごみだ、1ヶ月前に蛇骨湯に入りにきた時
はこんなに混んでなかったのにな(笑)。浅草寺すぐ隣が浅草観音温泉ですが、
こちらはあとで。

 さてテプコ浅草館、だいぶ田原町方面に歩くとありました。入口ではケロリン
桶がお出迎え。台東区の銭湯の写真展、やっぱ台東区スゴイっす。ホーロー看板
の展示も圧巻。中将湯の看板もすごいな。それにしても、ひさご湯体重計の「個
人所蔵」がなんと言っても個人的にウケた(Wadyfarmさんスイマセン)。しか
し、昔の燕湯って50度あったのか?さすがに50度はオイラには無理です。も
ちろん駐車場の中島さんペンキ絵も拝見しました。王道の富士山。2階は何と言
うか、浅草版ラーメン博物館と言うか:-)

 さて浅草観音温泉、隣の立ち食い蕎麦屋で腹ごしらえしてから突撃。入浴料は
700円。入口のおばあちゃんはやさしい感じ。営業時間は朝6時から夕方6時
半まで、定休日は基本水曜日ですが、年間の休日予定が貼ってあり、不規則な休
みもあるようです。下駄箱の木札の865番ってスゴイ数だな。正面に巨大絵が
ありますが、ペンキ絵ではない様子。漆塗り板の間の廊下を右方面へ、脱衣室
へ。
 脱衣室がシンプルで良い、左手に脱衣ロッカー、天井には3枚羽根の天井吊り
扇風機が2つ。BGMなどもなく静かでいい感じ、表の初詣客の喧噪とは別世
界。髪染めに対する注意書きがしつこいのが笑えます、と言うか、手書きの注意
書きがあると言うこと自体、限りなく温泉じゃなく銭湯だなあ(いちおう重曹泉
とのことです)。
 浴室へ。先客は3人ほど。天井が高いなあ。大型電球のランプがいい感じ。カ
ランは壁周りに17個、シャワー設備はありません。奥に半円形の形をした浴
槽。浴槽は弓なりの境目で2槽に分かれており、左側が「熱い/Very Hot」と
なっています。入ってみると右側が42〜43度、左側は45〜46度という感
じ。バブルなどの設備は一切ありません、今時珍しい、消毒用の薬が浴槽底に沈
められています。なんだか銭湯も違う昭和の異空間、幻想的な雰囲気すら感じら
れる空間に癒されます。浴槽奥のチップタイル絵は人魚姫が3人。
 湯上り、天井釣りの扇風機を自分で操作して回したのって初めてだったので嬉
しかった。待合スペースでブリックパックの北海道牛乳120円を頂く。まだ1
時半の昼間に風呂なんて、休日ならではだ。帰りの東武&京成線ではやっぱり爆
睡。

 浅草館。
 浅草観音温泉。
浅草観音温泉フォトアルバム(2012/04/18撮影)