富士の湯(北区西ヶ丘1-25-3)

　と言うことで金曜銭湯めぐり。足立区が終わり、次は北区。結構まだ残ってる。
と言うか、この赤羽だって、駅東口は何軒か訪問したが、西口は全くない。かつ
て道灌湯と言う銭湯があり、その跡地を見学に行ったことがあるだけである。と
言うことで、ほとんど駅西口を出たら初めても同然。それは良いのだが、急な上
り坂が方向感覚を狂わせる。西へ進んでいたつもりなのに、JR 線の方へ戻って
行ったり、地図にある目印に全く遭遇しなかったり。近くの公園は大きくオーバー
して戻って来るときに遭遇。と言うことで、久々に道に大迷いして、一時間歩い
てようやく到着。もはや帰り道も分からない(笑)。
　着いてみるとマンション銭湯だった。道に迷いながら、途中何軒もいかにも風
呂なしアパートみたいな家がたくさんあったが、皆さんここのお世話になってい
るのだろうか。
　フロントの旦那さんに湯銭とスタンプ帳を。ビンゴも順調に進んでる。世話好
きの旦那さん、北区もスタンプラリーをやっているので、スタンプ帳を出してく
れた。これでいっそう北区銭湯めぐりのモチベーションが上がった。
　脱衣室、ビル銭湯らしい清潔感だが、ちゃんと乱れ籠がありますね。まだファ
ミリー客がいる時間。体重計はKeihoku のアナログ、最大105kgと言うのがいいね。
　浴室、湯道具はケロリン桶と水色台形座椅子。島カランは１列、カラン数は6・
5・5・6。
　ペンキ絵はありません、チップタイル絵。しかし波しぶきのタイル絵は珍しい。
女湯側はアルプス風の山脈風景。
　浴槽は二槽。左側浅湯は床バブル、右側深湯は背中バブル３人分。３日連続銭
湯なんて久しぶりだ。
　湯上がり、待ち合いスペースで明治フルーツ牛乳130円。プロ野球中継で旦那
さんとお客さんが盛り上がる典型的な下町銭湯風景。
　帰り道、もう全然方角が分からないのだが、そんな僕を見透かしたように、
近くに赤羽駅への案内矢印が。さらに、少し広い通りに出ると、続け様に３台も
のバスに抜かれる。行きはバスなんか全く出会わなかったのに。そして、どこで
道を間違えたのかが分かる、あぁここで坂なんか登らなければ良かったんだな(汗)。