第２７回館山若潮マラソン

　木曜日まで風邪で調子が悪い日が続いていて（先週の土曜日は寝込んでい
た）、金曜日あたりから回復し，簿記スクールの授業に耐え（実はかなり記憶が
飛んでいてヤバいのだが:-)）、土曜日の岩佐真悠子ちゃんのイベントにも耐え
た（上尾はやはりチト遠い:-)）。そして日曜は朝５時起きで館山へ。準備は前
の晩に済ませたつもりでも，やっぱり朝はテンパるｗ。駅まで軽くダッシュ，予
定の電車になんとか間に合う。船橋で快速若潮マラソン号に乗り換えるが，臨時
列車のため電光掲示に載ってるのはその次の電車で焦る（苦笑）。だがこれに
乗ってしまえば，後は真っ直ぐ館山まで連れて行ってくれる。乗っていきなりト
イレを借りる，今朝はちょっとお腹がユルい様子（汗）。実は大事を取ってまだ
マスクをかけている，まだ鼻づまりがあり，鼻呼吸がまだ苦しい。もちろんレー
スは取って走るつもりだが。そんな状況なので，車内では睡眠に専念，読書など
で頭を使うエネルギーすらももったいない（笑）。車内で夜明けを迎える，やや
曇り気味のよい天気。
　館山に到着，NEW DAYSにぬれ煎餅があったため，つい買ってしまう（笑）。ス
タート前のエネルギー補給に食べるつもりだったが，結局一緒に買ったロール
ケーキしか食べなかった（爆，まぁ即効性は甘いものの方が高いので）。快速若
潮マラソン号に乗ると会場に早く着いてしまうので（８時半には会場入りしてし
まうので，１０時スタートまで１時間半ある）、ヒマなのでウォームアップして
しまう（笑、短い距離のレースではアップする習慣があるが，フルだとあまりし
ない）。待ち時間が長いと緊張感が薄れるのがイマイチ。
　１０時スタート，先週の体調でレースに出られただけでもラッキー，果たして
完走出来るか？そんな訳で抑え気味でスタート，5km 29分（ネットタイムは２８
分）か、ヒドイね。とにかく今日はタイムにこだわらず，明日会社を休んで「体
調が思わしくないのにフルマラソンに参加するとは自己管理がなってない」と言
われない程度にマイペースで行こう。更に言えば，歳も取ったし，ちょっとデ
ブったし，昔のようなスピードでは走れない，ブッチャケ今の自分のフルマラソ
ン能力ってどうなのよ，と言うところをハッキリさせてしまおう。と言うわけ
で，ヒドイ記録でも慌ててペースを上げたりはせず，そのままで行く。ちょっと
海の景色を楽しんだりする余裕なんかもあったかな。観光施設もコース沿いに結
構あるんだな，と感心。
　ゆっくり走ったおかげで，30km過ぎまでイーブンペースを保てた。このあたり
まで来れば、完走は確信出来た。風邪のためスタミナ切れするのなら、中間地点
あたりで答えは出てるはずだからだ。しかし、ゆっくり走っていても、30kmを越
えると筋肉が持たない。32kmを過ぎると1km、1kmがとても長く感じる。まぁここ
からがフルマラソンの面白さな訳だが。38kmくらいまでが一番つらい区間、それ
に今回、輪をかけてしんどかったのが、給水場で何度もクリームパンをアクエリ
アスで胃に流し込んでいたため、腹痛になってしまった（苦笑）。まぁこれはス
タミナ切れとバーターなんだよね、腹痛はまだゆっくりでも走れる分よかったの
だ、スタミナ切れは本当に身体が動かなくなりますからね。38kmを過ぎると疲れ
てない筋肉を使って走れるようになった。疲れていない筋肉とはいわば短距離用
の筋肉だからすぐにガス欠になるが、その度にネジを巻き直した。残り2kmくら
いになると軽いスパートになって他の選手を抜かせるようになる。タイムはもち
ろんヒドイ、40km地点で４時間２０分、これで去年の水元ゆうなさんのホノルル
の記録に負けることが確定（ゴール４時間２２分、悔し涙）。でもあの体調で完
走したことに意義がある、そして、フルに参加してまだ一度も途中棄権したこと
がない、という記録も更新した。このコースの最後の最後に橋がある。と言うこ
とで、真悠子ちゃんのお芝居よろしく「橋を渡ったら泣」いた、と言う訳ではあ
りませんが（爆）、そのくらい苦しかったのは確か。ゴールタイムは約４時間３３分
（ネットで４時間３２分）。
　ゴール後、豚汁と汁粉を頂いたが、基本的に放心状態、仲間と一緒に参加して
る人は談笑していたが、オイラだったら仲間がいても談笑する余裕はなし
（爆）。
　着替えもせず真っ直ぐ駅までのピストンバスへ。今日は最近できたらしいスー
パー銭湯「里美の湯」へ。駅から遠いのは覚悟していたが、帰りの電車に間に合
わなかったのは大誤算（泣）。

　「里美の湯」感想。