丹沢練習

　今年は簿記試験勉強のため５月は殆ど登山ラントレーニングはやっていない、
連休中に大山に行っただけで、あとは通常の地上ラン練習のみ、富士登山競走参
加をそこまで舐めてるのはどうかと思うが（汗）、そう言うスケジュールで過ご
してしまったのだから仕方ない。
　朝６時過ぎに起きて、家を出たのは７時前。小田急はすでに混んでいて、なん
とか座ることができた、という感じ。もちろん車内では爆睡。渋沢駅からは大倉
行きバスが３０分待ちなので、田の行き先のバスに乗り、大倉入口で下車、走り
始める。今日は天気が良いのでバテないように気をつけないと。館の茶屋という
新しい小屋ができてた。
　しかし暑さなんかよりも結局は練習不足だろう。丹沢の急勾配は荷物を背負っ
た腰に先ず来て、更に脚にも来る。途中の高台で完全グロッキー（貧血）、手足
の先まで血行が回らず軽いしびれ、１５分ほど休憩。引き返そうかとも思った
が、花立小屋まではガンバることにしよう。しかし、花立小屋と言えば標高
1300mくらいはあるはずなのに、携帯がつながるとは思わなかった。
　貧血はいつものことなので気にならないが、ヤバイと思ったのは道に迷ったこ
と。正確には違う下山道を降りてしまった、ということだが、他に登山客が全く
いないコース、更に往きのコースより傾斜が激しく、ひざガクガク状態での下山
は難儀だった。
　１時間半くらいでキャンプ場らしき場所に出る、とりあえず人のいる場所に出
れて一安心。あと、飲料切れもかなり心配だったが、ここで水場発見、ペットボ
トルに水汲みをして再出発。その後は砂利道、獣道よりはましだが、距離は長
い。
　結局大倉に戻ったのは１４時半、かなり遠回りになってしまった。橋を渡って
いる間に停留所からバスが出て行くのが見える。ということはあと３０分くらい
は次のバスは来ないんだな、と思い、のんびり着替えていたらエンジンがかかる
音、臨時バスが出るようで、慌てて飛び乗る。小田急線は鶴巻温泉で下車、鶴巻
温泉郷で未入浴の大和旅館を狙ったが、３時過ぎでは終わっていた。しかたなく
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