思想的傾向まとめ


<2012/12/22(Sat)>
一言で左翼なんてまとめたらつまらない。個別論点を要約させてもらう。

・反原発
 核兵器廃絶の延長線上の反原発。福島事故から始まった反原発ではない。

・保守左翼
 新自由主義を否定し、社会保障の充実を訴えると、左翼にして保守になる。
本気で「日本を取り戻す」のなら、原発をやめ、電力に頼らない社会、極端な
ことを言えば江戸時代レベルの生活水準に戻ること、これこそ本気の保守であ
る、もはや経済成長なんか信じない。

・死刑廃止
 基本的人権を本気で考える。犯罪者においてすら基本的人権は尊重される
(だから死刑囚には労役がなかったりするのだが)。まあ本当は死刑は犯罪者
の刑罰ではなく、本質的に兵器だと歴史が証明しているから絶対に廃止すべき
なのである。

・TPP推進
 日本の産業(第一次産業)を守る、と言うのは私の本旨ではない。国民の生
活を守るのが本旨であって、経済を守るのは本旨ではない。ただ鎖国して閉鎖
的になるのは良くないと思っているので開国主義でTPPを支持する、と言う立
場。次に述べるように反資本主義つまり産業第一主義と言うルールそのものを
変えてしまえば、産業の維持は問題の本質ではなくなる。

・反資本主義
 反資本主義は社会主義ではない。中東みたいな宗政一致だって立派な反資本
主義。西洋中心の帝国主義終焉のあかつきには、日本も平安時代みたいな宗政
一致の政治体制になるのも悪くない。新自由主義なんて言う武家社会(勝てば
官軍的価値観)はそろそろ維新しよう。

・one world, one nation
 地上に国境線なんてものを引くこと自体に反対。地球全体がひとつの国家に
なることが理想。したがって領土問題についてはちゃかした記事は書くことは
あっても、本気で考えるつもりはない。
 そもそも国境が私たちのアイデンティティだと考える人たちは、これから私
たちが月や火星に住む日が来ても、やっぱり月や火星に国境線を引かないと気
が済まないのだろうなあ。やれやれ、って感じである、はっきり言ってみっと
もない。文化的集合体としての“民族”がアイデンティティとして有効だとし
ても、国境線がアイデンティティなんてナンセンス極まりない。

・アンチTwitter & Facebook
 1.今、に特化した話題しかしづらい(「なう」の文化)。 
 2.何かを言いたくても、字数制限により起承転結の形式で論じることが出来
  ない。
 3.短い文章での即物的な文章ばかり書いたり読んだりしていると、リテラシー
  の低下が起こる(読解力、作文力の低下)。
 4.アーカイブ性のなさ(どんどん新しい記事に流され、古い記事への参照が
  難しい)。

 ちょっと酔っ払ってるかな(笑)。まあ極論の方が分かりやすいでしょうw。