外山恒一『第四回政府転覆共同謀議「革命運動史の空白を埋める」』 ＠ネイキッドロフト

　３ヶ月に１度、くらいのペースで行なわれている外山氏のトークイベント。今
回は７０〜８０年代の学生運動についてのお話。つまり、外山氏のイベントは政
府転覆ｗに向けての歴史の勉強会である。外山氏の他にゲスト３人、中川文人
氏、ペペ長谷川氏、山本ヨハネ氏。本当はこんなところじゃしゃべれないであろ
うヤバそうな話を行間に忍び込ませて、でも基本的にはやはり楽しい体験談とし
て当時の様子を語り倒す。まぁ正直、ミギかヒダリかという問題意識なんかよ
り、言いたいこと行っちまおう、やりたいことやっちまおう、と言う素朴な意志
がこうした運動を支えてたんだな、と感じる。
　もちろん本音を言えば、学生時代なんてとっくの昔に卒業したのに今更学生運
動の話なんて、という気持ちはあるので、やはり話者の現状認識の方に興味が
行った。
　基本的に外山氏と綿とでは現状認識は同じなのだと思う。ネオコン、ネオリベ
的な今日の社会状況を、外山氏は左派的なものとして、私は右派的なものとして
感じているに過ぎない。その辺りは山本氏がうまく橋渡ししてくれたと思う。
　外山氏のトークイベが週末にかかるのは今回が初めて（と言うか、僕の参加自
体が今回が初めて（汗））。なので、オールで交流、と言うのも大変興味があっ
た。土曜日の予定がなかったら行きたかったところである。