今後の国際情勢予想

相変わらず北朝鮮は謎が多いのでコメントやめよかな、と思ったけど、やっぱり
書く（爆）。 

・北朝鮮国家の崩壊はない 
　金正恩の後継者体制はすでに２、３年前から着々と進められてきていたし、そ
もそも中国が力づくで国家崩壊を抑えるはずなので、簡単に北朝鮮国家は崩壊し
ないと思われる。むしろしばらくは国全体が喪に服することで国際情勢はしばら
く平穏になると考えられる。その後は中国による支配が力を増し、北朝鮮自体の
国際的脅威は弱まるのではないかと考える（まあその分中国が影響力を増すかも
しれないが）。 

・拉致問題に展開の余地あり 
　拉致問題はいわゆる瀬戸際外交の一環であると考える。その瀬戸際外交と言う
のは刺し違えれば自分の国も危険に晒されるため、金正日のような腹の座った人
間でないと出来ない。まだ二十代の金正恩にその度胸があるとは到底思えない。
なので少なくとも現在のこう着状態から進展する可能性が高い。がしかし、それ
が吉と出るか凶と出るかは今のところ予測不可能。 

・核開発は一時的に加速する危険性も 
　北朝鮮にとって核は、外交上の脅しの道具の面がある一方で、国民への国威発
揚の面が大きい。よって金正日死去による国民の動揺から立ち直らせるために、
一時的に核開発が加速する危険性がある。しかし長期的に見れば、今後北朝鮮は
中国の属国化の方向へ進み、核開発は中国によって抑止されるのではないかと考
える。 

北朝鮮の金正日総書記が死去 
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1852020&media_id=2