ブログに残る、生きた記憶

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1112/14/news078.html 

　なくなった女の子のブログにさも生きているかのようにコメントを書き込む
ファン、と言うのはちょっと痛々しくもあるが、しかし別のケースを考えてみ
る。例えば織田信長や豊臣秀吉が生きている時代にブログがあって現代まで残っ
ているようなことを仮定したらどうだろうか。時代の史実がこれ以上派内くらい
リアルに後世に残って行くことになる。 
　ネット、と言うよりもむしろブログと言う個人のコミュニケーションプラット
フォームを支えるクラウドが歴史を記録して行くことの証言みたいな記事であ
る。これまでは紙などに書かれた文字が歴史を記録していたが、これからはブロ
グのようなストック型コミュニケーションサイトが歴史を記録する主体になって
きている。 
　で、ブログやミクシィのようなサーバーが万能なわけではない。当然サーバは
いつか壊れるし、バックアップが取られていても、運営企業が倒産などのトラブ
ルにあえば消滅する。そう言う対策も今後考えたネットのあり方、と言うのも考
えてもらいたい＞政府とか。