カーネーションとちきりんブログ

　カーネーション面白いなあ、「おひさま」では常にほのぼのとした人間の優し
さ＝性善説を全面に出して好評を博したドラマだったけど、カーネーションは思
い切り手のひらを返して、「うちはあんたらの家族やないから辛抱なんかせえへ
ん」とまあ岸和田らしいガラッパチな発言を主人公にさせている。 
　きっと賛否両論分かれまくってるんだろうなあ、と思いつつ、私はこの考え方
も賛成。原発事故の放射能に敏感な人も鈍感な人も、お互いが風評だ、と言って
並行線をたどっていたりする。つまり誰かが確実に正しい意見を言える状況にな
い。だとしたら、多少もめても自分の考えを貫くことでしか生きて行けない、と
言う状況なのだから、このくらいのクールさは結構大事なのではないだろう
か。 

　で、ちきりんさんのブログ。 
「誰が言ったか」ではなく、「何を言ったか」が問われる時代へ 
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20111206 

　ちきりんさんの意見の全部に諸手を上げて賛同しているわけではないが、こう
いう考え方の根っこの部分にものすごく共感していて、重い話できっと煙たがら
れてるかもな、と思いつつやはり自分にしか言えないことはたくさんあるのでそ
れはきちんと言って行こう、と言う風に考えている。