http://blog.tatsuru.com/2011/10/31_0943.php タイトルからはちょっと想像しにくい内容だが、ここでの内田先生の趣旨は 「成熟した消費者になれ！」と言うことだと思う。消費者が単純無垢な消費行動 をとる限り、富は一極集中と言う現象を免れない。しかし下町の商店街のような 「花見酒経済」ならばマネーゲームの結果疲弊してリーマンショックのアメリカ のようなことは防げる、と言う主張だ。 内田先生はTPP反対派である趣旨で過去何度か記事を書かれている。私は現在 はTPP賛成派だが、先生のおっしゃることは理解しているつもりである。つま り、TPPに参加しながら消費者が賢くなれば理想的ではないか、と言うのが私な りの折衷案。 と言うことで、下町商店街は私にとっては今や単なるノスタルジアの対象では なく、今後の日本経済を考える上で大変重要なビジネスモデルではないかと考え ている。