年収200万円でも快適に−−“格安生活圏”ビジネスの可能性

いつものちきりんさんブログより。 

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1110/17/news002.html 

この記事については、２つの見方があると思う。 

　１つは、こういう“エリア分け”が格差社会を加速させる怖れがないか、と言
うこと。と言うか、住む場所が収入によって決まってくるとしたら、それはもは
や格差社会ではなく階級社会に上がってしまっているように思う。まぁ今の時代
でも麻布に住んでる連中は金持ちに決まってるし、新大久保は外国人を始め貧困
層だと言うことはすでにイメージが固まっている。そう言うエリアのレッテルが
あちこちに貼られていく、と言うことになる。 
　一方で、日本が成熟社会から縮小社会へ進んでいくことを考えると、ごく一部
の富裕層に会わせたような商売はもはや成立しないと言うか、ステータス誇示の
ための消費活動はもう終焉するだろう、いや終焉させるしかこれからの日本を幸
せにするにはこれしかない。身の丈にあったライフスタイルの提案、と言う意味
では肯定しても良いかもしれない。