政治批判はするが政治家批判はしない


<2011/08/25(Thu)>
 某MLで通信規制法案の話題が出ていた。先日述べたような荒らしによる間接的
な規制ではなく、法律による直接的な規制についてである。
 ここで問題になるのは、おそらく政治批判の内容の具体性であろう。私は基本
的にあまり具体的な政治家の具体的な政策を批判することはない。ぶっちゃけ、
そうした話題は正確性がないと出来ないので、日常のふとした瞬間に思い描かれ
る政治的観想にはならないからだが、それよりも政治家と言うのは政治という場
のコマと言うか要素に過ぎなくて、政治そのものは政治空間と言う場を支配する
空気のことだと思っているからだ。
 だから、民主党代表選には大して興味がなく、むしろ当選した人がどのような
政治空間の空気を作って行くかに興味がある。
 菅首相降ろしにしても、菅直人と言う人物が何者であるかには興味がない。菅
直人を批判する勢力の真意こそが私の最も関心のある話題である。もちろん政党
と言うのも大事な政治空間の構成要素だが、現在な2大政党制においては基本的
に五十歩百歩と言う感じ。