The Royal Wedding


<2011/04/29(Fri)>
TV中継英国王室結婚式の感想。 

・やっぱり天井が高い教会で聞く聖歌ってのは違うなあ。銭湯で鼻歌が上手に聞
こえるのと同じ原理と言うか(笑)。 
・日本の天皇は憲法上「国民の象徴」とあるだけで権威的な意味合いは薄れてい
るわけだが、英国王室もパレード沿道の民衆のお祭り騒ぎ具合を見ると、英国の
王室も意外と政治的権威の象徴の意味合いは少ないな、と思った。プロ野球チー
ムが日本シリーズで優勝した後の凱旋パレードみたいなのと近いノリに見えた
し。むしろ英国国教会の厳粛な儀式を通じて、宗教的権威に近いものを感じ
た。 
・同じく日本の天皇との比較になるが、ウィリアム王子は空軍の軍人なんだそう
で、温室で大事に育てられた日本の皇室とはかなり違ってたくましさもあり、や
はりさすがは英国だ、と言う感じ(って、日本には軍隊はないことになってるん
だから当然か爆)。 
・日テレ番組司会の1人、桜井翔クンが「英国王室は英国だけでなく世界54カ
国の英連邦にも影響を及ぼす存在」と言うことを言っていたが、それだとしたら
ウィリアム王子は将来国王kingじゃなくて皇帝emperorになるってことなのか?
前述の“宗教的権威”と言う意味では、プロテスタント系の英国国教会と、カト
リック系のローマ法王で世界的キリスト教圏権力を代表してる、って感じなのか
な。 
・ジミ婚と言われていただけあって、キャサリン妃のティアラも質素だし、ウェ
ディングドレスの裾も短かった。それでもやはり英王室が全女性憧れの「白い
ウェディングドレス」発祥と言う面目躍如。 
・何と言ってもパレードの花形はあの白馬4頭に引かれた馬車だろう。日本でも
行動を馬車で走ってはいけないとはしてないはずだし(まぁ事前許可くらいは必
要なのかも)、別に皇室じゃなくてもお金に余裕のある人なら馬車でパレー
ド、ってのも夢があっていいんじゃないか(誰かビジネスにしてみては?笑) 
・結論は、やっぱりキャサリン新妃はキレイだ、以上w。