高円寺反原発デモ

　こんな日に限って体調悪い（病人が３日連続で外出なんかするからだ自爆）。
食事だけ起きて３時頃ようやく活動開始。とりあえずまた東電本社前に行ってみ
よう。
　しかし新橋に着いてみるとそこは何事もない風景（と言っても先週同様各テレ
ビ局の中継車と装甲車が数台いるが）。芝公園をスタートにしたデモ集団が当然
集まって来る場所だと思っていたが、違ったようだ。仕方ないのでその足で霞が
関へ、経済産業省前と首相官邸前にも行ったが、こちらも緊張感こそあるもの
の、デモ隊等の人気はなし。諦めて国会議事堂前駅から丸ノ内線に乗る。
　新高円寺で降り、ルック商店街を北上、ＪＲ高円寺駅前にようやくデモ隊を発
見。北口ロータリーに様々な仮装（高円寺は演劇人が多いので、そうした人たち
が仮装していると思われる）。割と静かで、南相馬市への義援金募集してたりす
る。それでも駅周辺は自分みたいな野次馬の人だかり、そして先ほど霞が関なん
かよりずっと多い警察官たち。
　６時を過ぎ、公式のデモ時間が終了、警察官たちが列を為して退去、主催者も
流れ解散を呼び掛ける。自分も空腹だったので純情商店街に向かって歩き始め
た。
　グルッと高円寺の街を回って駅前に戻ると、何と鳴り物もなっていてさっきよ
り盛り上がってる！一方警察は装甲車の上から流れ解散を呼び掛ける。つまり、
一触即発の緊張感が漂っている。もちろん、何事もなく次第に解散へと向かった
が。
　原発事故自体は非常に残念なことだが、こうして若者が主体的に政治にコミッ
トする様子を目撃できたことに希望を感じる。もちろん、反原発以外にもマリ
ファナマーチ等のデモを見てきたつもりだが、やはり参加者が固定されない、普
通の若い人たちが関心を寄せて参加するデモには大いに意義があると思う。いず
れにせよ、自分もいつまでも傍観者を続けていてはいけないなあ、と痛感。体調
が悪いとはいえ、まだまだヘタレだ。