我ながら原発の話しかしていないなあ

　つまり、地震や津波で被災された東北の皆さんのことがあまり眼中にない
(T_T) 
そう言う意味では、被災地にボランティアに行かれた方々にはもちろん、物資を
送ったり義援金を寄付したりした方々にも頭が上がらない（オイラはまだ３００
円しか寄付していない>o<）。 
　石原都知事が今回の震災を「我欲」と言ったそうだが、震災そのものが我欲で
あるなんて絶対にないことだ。しかし、二次災害については残念ながらそう言う
ところはある。買い占めの問題もあるし、原発事故もそう。 
　原発については、「我欲」を捨てた場合＝現在のように節電や停電が続く世の
中が今後も続くことを受け入れる場合、原発を捨てる、と言う選択肢は案外簡単
なことのように思える。ただその一方で、「我欲」そのものが経済発展の原動力
であるところが、資本主義の根幹にあるのも何とも皮肉なことだ。 
　議論が脇道にそれてしまった。私がこの記事で自戒したかったことは、「原発
事故も大事だが、そのことで震災や津波で被災した人たちのことを忘れてはなら
ない」と言うこと。震災も時が経てば風化する。復興に何年かかるか分からない
が、１年もすれば震災に関するニュースはほとんどなくなり、東北地方以外に済
む人々の指向からは消えて行く。その時でも微力ながら東北住民の支援を続けて
行くこと、と言うこちらも善意の長期戦をしなければならない、と言う覚悟をし
た方が良いだろう、と言うこと。