未来の子供たちのために


<2011/03/16(Wed)>
 「今のところ、安全」と言う事は分かった。しかし、人類が今後も原発と一緒
に生きる、と言う事に対しては多くの人が今回の事故で懐疑的になっていること
だろう。 
 30年先、50年先のことを考えたら(いや、本来なら5〜10年以内の問題
として捉えるべきだが)原発はなくしていかなければならない,それも日本だけ
でなく,世界中のすべての原発を。今回の惨事が世界をそう言う方向へ舵を切る
きっかけになることを願って止まない。 

ドイツ、1980年以前に稼働した原発7基を一時停止へ 
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1537042&media_id=52

 追記2点。
 先ず原発そのものについては、安全性云々の議論があちこちでされているが、
そもそも日本が世界唯一の被爆国である以上、そんな議論以前に倫理的に日本に
原発があるのは許されないと考える。もちろん、願いは日本にとどまらず地球上
のすべての原発をなくさなければならない。 
 次に、地方に負担を強いる、と言う意味では、沖縄の米軍基地問題と同根であ
ると考える。どちらも戦後の日本の政治史上、政府も国民も「検討を先送り」と
言う方法で放置され続けてきた2大問題である。