以前からなくなるなくなる、と言われてきたが、とうとう本当にアドレス空間が 枯渇したんだなあ。 それにしても、２０００年代はじめの頃からこの問題にはいろいろな人が警告を 上げていたのに、なぜいまだにIPv6への移行が進んでいないのだろうか。IPアド レス空間以外にも、地デジ移行とか、会計基準の米国SOX法準拠とか、不況で企 業の投資がなかなか進まない時代に、こうした制度移行が一斉に迫られている。 便利になった時代ならではの落とし穴と言えるのかもしれない（仕組自体は便利 でも、移行が必要になった時のコストが大きすぎて前進できない）。今後もこれ に似たような事態に私たちは何度も遭遇することになるのではないだろうか。 IPv4アドレス、IANAの中央在庫が完全枯渇……RIRの在庫も半年以内に枯渇との 予測 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1102/04/news024.html