つれづれと1/7(グルーポン&グーグル)


<2011/01/07(Fri)>
・今頃「竜馬伝総集編」鑑賞。竹市半平太と妻の最後の朝食のシーンはすごい
な。物語の展開は後半の方が歴史上重要だけど、前半は役者たちの演技でこの大
河ドラマを傑作たらしめてたな。
・グルーポンなおせち料理のトラブル報道については違和感を感じる。ネットに
よって急速に注文が入ってしまったために起きたトラブルだが、そこに業者の悪
意があったとは思えない。むしろ業者の悪意による詐欺事件のほうがニュースで
の扱いが小さいのはどうしたことだ。もしグルーポンのやり方に問題があるのな
ら、問題点を徹底的に検証するのが報道機関の役目であって、誰かを悪者に仕立
てて吊し上げにすることではないはず。
・私のGoogle嫌いは以前から繰り返しているが、最近テレビで見るGoogleのCMも
好きじゃない。今の日本の厳しい社会環境で、スカイダイビングやファッション
ショーなんかお気楽にやっているのを見て、やっかみ的な感情になる、と言うの
もある。しかしそれ以上に、あれだけ利用者の傾向をデータ分析しまくっている
会社のくせに、Googleユーザのやりたいことを分かってないんじゃないか、と言
う感じ。大多数のネットユーザーはあんな凝ったインターネット資源の利用は考
えてなくて、猫のかわいい動画とか慎ましい明るさを求めているはず。要するに
あのCMは見ている人の欲望の穴を無理やりこじ開けようとする不快感がある。